『CAR GRAPHIC』2020年8月号発売 創立110周年のアルファ・ロメオを特集
2020.07.02 From Our StaffCG8月号の表紙を飾るのは、アルファ・ロメオの「ジュリアTZ」。今回はアルファ・ロメオの創立110周年を祝う特集号として、“テクノロジー”と“美”をテーマに、貴重なモデルのヒストリーや試乗記を紹介します。(CG編集部)
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名門の魅力をたっぷりお届け
巻頭特集はアルファ・ロメオです。1910年6月24日に設立されて以来、110年の歴史は数多くのストーリーに彩られてきました。その中からいくつかの“マスターピース”に焦点を当て、テクノロジーと美を切り口に、このミラノの名門の魅力を紹介していきます。
特集の最初に取り上げるのは、1964年にカロッツェリア・ベルトーネが発表したコンセプトカー「カングーロ」。しかも、これをデザインしたジョルジェット・ジウジアーロ氏本人の特別寄稿です。このクルマが「ジュリアTZ2」のシャシーとドライブトレインをベースにつくられたことは知られていますが、当時のヌッチョ・ベルトーネの狙いやデザインの解説、発表後の数奇なストーリーなどがデザイナー自身によって語られます。本誌に初めて提供された、当時の貴重なイラストや青図も掲載。これだけでもアルフィスタ永久保存版となるであろう一冊です。
カングーロ物語に続くのは、そのベースとなったジュリアTZ2の原型ともいえる「ジュリアTZ(通称TZ1)」と、ヴィンテージアルファの代名詞的存在である「6C 1750SS」の試乗記です。軽量高剛性なチューブラーフレームとザガートによる空力ボディーが融合した1960年代の傑作ロードレーサーと、希代の設計者ヴィットーリオ・ヤーノの手によりアルファ・ロメオが世界的メーカーと認識される実績をつくった時代の、傑作ロードレーサー。戦前と戦後を象徴する2台の歴史を交えた試乗記も必読です。
そのほかにも、1960~70年代の夢を形にしたコンセプトカーのリポートや、現行型の「ジュリア」と「ステルヴィオ」の試乗記、そしてアレーゼにあるアルファ・ロメオ歴史博物館の館長インタビューなど、盛りだくさんの特集となっています。
レギュラーの試乗記も見逃せません。ブリティッシュスポーツの伝統を貫くモーガンがシャシーを一新して投入した最新モデル「プラスシックス」と古典的モーガンの象徴「スリーホイーラー」に試乗し、その根底に流れるスポーツドライビングの醍醐味(だいごみ)に触れています。
そのほか、新しくなったホンダの「アコード」やMINIの「ジョンクーパーワークスGP」といった注目モデルにも試乗。英国の威信をかけて速度記録に挑戦した「MG EX.135」についての物語も見逃せません。改装されたトヨタ博物館の魅力を凝縮したページを見れば、きっとかの地を訪れてみたいと思うはずです。
多様な自動車趣味が詰まったCG8月号は定価1300円です。デジタル版は、Amazon/Kobo/BookLive!/ブックパス/SonyReaderStore/Fujisanで購読できます。お近くの書店や、オンライン書店でお買い求めください。
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『CAR GRAPHIC』2020年8月号
発行所:株式会社カーグラフィック
定価:1300円
A4判変型・204ページ
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