TOM'SレクサスLC500コンバーチブル(前編)
2021.09.16 谷口信輝の新車試乗 国内トップレーシングチームのひとつであるTOM'S(トムス)がラグジュアリークーペをカスタマイズしたら……? 最新のコンプリートカー「TOM'SレクサスLC500コンバーチブル」に乗った印象を谷口信輝が語る。この見た目は「わかってる」
今回、谷口信輝に試乗してもらったのは、TOM'SレクサスLC500コンバーチブル。これはその名からわかるとおり、日本の名門レーシングチームであるTOM'Sが、これまで培ってきたレーシングテクノロジーを投じてつくり上げたコンプリートカーで、ベースとなったのは言うまでもなく「レクサスLC500コンバーチブル」。本連載ではこれまでにも「TOM'Sセンチュリー」や「TOM'Sスープラ」を紹介しているが、それらを踏まえて、カスタムカーのプロでもある谷口の意見を聞いてみることにした。
「このクルマのポイントは、やっぱりTOM'Sが開発したエアロパーツを装着したときの見た目だと思うんです。レクサスLC500コンバーチブルって、そもそもで言えば、メルセデス・ベンツの『SL』みたいに、風切って格好よく走るオープン2シーターですよね。このTOM'SがつくったLCにしても、コンセプトはその延長線上にあって、素直にかっこいいと思います。なにしろ今日、この駐車場に入ってきたとき、最初に目に留まったのがこのクルマでした。まあ、人によって好き嫌いはあると思いますが、僕はやっぱりこういうクルマが気になります」
TOM'SレクサスLC500コンバーチブルのどこが魅力的なのか、谷口にもう少し詳しく解説してもらった。
「やっぱり、このオーバーフェンダーによって形づくられたワイドボディーですよね、目につくのは。それと、車高が下がっていることもひと目見ただけでわかる。ホイールも純正とは違って、ブラックにペイントされていますよね。はっきり言って、僕の大好物のカスタムカーゾーンに入っています」
ところで、今回の取材に先立ち、TOM'S側から編集部側に次のような申し入れがあったという。
「車高はホイールアーチとの間に指が1本しか入らないくらいまで落としてあります。ちなみに、これ以上下げると全国のレクサスディーラーでサービスが受けられなくなるので、この車高に設定しました」
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