Wheel Catalog
ホイールカタログ 2022.12.14 Gear Up! 2023 Winter クルマ好きにとってホイールはまず注目したいチューニングのポイントであり、ドレスアップアイテムでもある。ENKEIとMOMO、RAYS、WORKの、いずれもこだわりが詰まった最新モデルを紹介する。ENKEI | RPF1RS
F1由来の最新ハイスペックモデル
フォーミュラ1のホイールがルーツの2×6マルチスポークデザインで、強度と剛性、軽量化を高い次元で両立したハイパフォーマンススポーツホイールの代名詞がRacing RPF1。その誕生から20年を記念して登場したのがRacing RPF1RSである。
ディープリムデザインを採用するRacing RPF1RSは、Racing RPF1を最新の技術でつくり上げた正常進化モデルであり、レースフィールドで培った技術を惜しみなく注ぎ込んでいる。
そのひとつが、18インチに採用される「MAT RS」。鍛造ホイールに迫る材料強度を実現するとともに、リムの薄肉化による大幅な軽量化を達成するエンケイ独自のリム成形技術「MAT PROCESS」をもとに、インナーリムだけでなく、アウターリム部にもメタルフローを形成することで、ホイール全体の機械的性質を向上。これにより、軽量と高強度をさらに高い次元で両立することに成功した。
応力分散やブレーキ放熱に優れる2×6マルチスポークデザインを踏襲し、スポーツ走行に適した性能を手に入れた。パワーアップが著しい現代のハイパフォーマンスカーを思う存分走らせたい人には、特に注目してほしい一品である。
拡大 |
ENKEI | NT03RR For GR86/BRZ Cup
実戦向けのリアルスポーツ・ホイール
サーキットで鍛え上げられたNT03RRを、GR86/BRZ Cup向けに専用設計。スポークを結ぶ「ブレースリング」により、ステアリングレスポンスが向上。また、専用ハブセントリック設計により、高速域でも優れたダイナミックバランスを発揮する。同レース向けのGTC02 For GR86/BRZ Cupも好評販売中。
(文=生方 聡)
お問い合わせ:エンケイ
www.enkei.co.jp/
拡大 |
拡大 |
MOMO | REVENGE
スポーティーかつエレガントな人気モデル
MOMOといえば、ステアリングホイールのブランドとして誰もが知るイタリアのブランド。シフトレバーやレーシングギア、さらにはアルミホイールも同社の人気アイテムだ。
1970年代から製造しているストリート用のアルミホイールは、鋳造ホイールのキャステッドシリーズや、鋳造後にリム部分を圧延加工することにより高い強度の確保と軽量化を両立したRFシリーズが用意される。どちらも、MOMOならではのイタリアンデザインが楽しめるのが大きな魅力だ。
今回紹介するREVENGE(リベンジ)は、キャステッドシリーズの一品。30年ぶりに登場したスプリット10スポークホイールは、革新的なデザインと、アクセントとなるラインにより、スポーティーさとエレガントさを両立したのが特徴だ。
ターゲットとするのは、MINI、フォルクスワーゲンTクロス、ルノー・キャプチャー、プジョー2008、シトロエンC4、BMW 1シリーズといったコンパクトなハッチバックやSUV。サイズは17インチと18インチを用意している。カラーはマットブラックで、愛車を足もとからスポーティーに彩りたい人には格好のアイテムといえる。
拡大 |
拡大 |
MOMO | FIVE
シンプルだからこそ際立つ安定感
スポーツホイールの定番である5スポークデザインを採用するFIVE。マットブラックフィニッシュの幅広スポークとポリッシュ加工のリムがスタイリッシュな18インチに加えて、新たにオールマットブラック仕上げの16インチと17インチが登場。コンパクトカーを力強く印象づけるデザインに注目だ。
(文=生方 聡)
お問い合わせ:モモジャパン
03-5716-3501
拡大 |
拡大 |
RAYS | VOLK RACING NE24
次世代型スポーツホイールの提案
"THE CONCEPT IS RACING"を掲げ、“MADE IN JAPAN”を貫くホイールメーカーのレイズ。モータースポーツで培ってきた技術を惜しみなく注ぎ込む鍛造スポーツホイールの最高峰が「VOLK RACING」で、その最新シリーズとして登場したのがNE24だ。
“N”は、市販車に近い規定で競うレースカテゴリー“グループN”をイメージしたもので、高性能化が進むコンパクトスポーツをターゲットに開発された。強さと軽さを高次元で両立させるとともに、モータースポーツで得られた知見を新たなデザインに採り入れている。
それは、2×4スポークのデザインに表れている。レースホイールのコンセプトを受け継ぐNE24では、極限まで鍛え上げた2対4セットのスポークを配置。対向するスポークを同一線上に配置しないことで、応力分散性に優れた特性を手に入れている。スポークエンド部分の三角の広がりは、レースホイールで採用する「フェアリング」を意識したものだ。
デビュー当初は18インチのみの設定だったが、2022年11月には待望の19インチを追加。高性能スポーツにワンランク上の走りを望む人には、ぜひ試してほしい逸品である。
拡大 |
拡大 |
RAYS | VOLK RACING G025
あふれ出るエモーション
性能と美しさを高い次元で両立したスポーツホイールに、特別な価値を与えたのがG025。スリムな2×5スポークに、「ウェイトレスポケット」や「ウェイトレスホール」を設けることで軽量と高剛性を実現。ブレーキキャリパーを見せることを意識したデザインも見逃せないポイントだ。
(文=生方 聡)
お問い合わせ:レイズ
06-6787-0019
拡大 |
拡大 |
WORK | GNOSIS CVS
シンプル&シャープを極限まで追求
シンプルかつシャープなデザインでありながら、ひねりのある特徴的な表情により視線を集めるのが、ワークのGNOSIS CVSだ。
一番の魅力は、クルマとの調和にこだわった美しいデザイン。先端に向かうほど繊細さが際立つ伸びやかな10スポークと、立体的かつ放射線状に広がるコンケイブ形状が、シンプルで無駄のない美しさを表現。さらに、ナットホールやピアス部以外はすべて直線的なデザインとし、スポーク自体を曲げず、センターパートから真っすぐに伸ばした。見る角度によってはひねりのないデザインと思えるギミックを採り入れることで、幅広いクルマにマッチする。
ディテールにもこだわり、スポークエンドの先端にアンダーカットを施すことで軽快感を演出。さらに、繊細なスポークをバフアルマイトリムに映り込ませることで、より印象的なデザインに仕上げている。開口部の広いデザインは、ブレーキキャリパーをアピールするのに最適で、優れたメンテナンス性にも貢献している。
ターゲットはBMW 3シリーズや4シリーズ、アウディA4やA5、レクサスISといったスタイリッシュなセダンやクーペモデル。19インチから22インチまで幅広いサイズをラインナップしている。
拡大 |
拡大 |
WORK | EMOTION ZR10 2P
レーシングとストリートの融合
レースで鍛えられ、常に進化するのがワークエモーション。ZRが示すのはZEAL(情熱、熱意)とRACINGを意味し、レース用ホイールを受け継ぐスポークサイドのリブ形状は高剛性の証し。応力分散に有利な10スポークと深いリムが印象的なデザインをつくり上げる。スポーツカーオーナーにおすすめしたいモデルだ。
(文=生方 聡)
お問い合わせ:ワーク
06-6746-1133

生方 聡
モータージャーナリスト。1964年生まれ。大学卒業後、外資系IT企業に就職したが、クルマに携わる仕事に就く夢が諦めきれず、1992年から『CAR GRAPHIC』記者として、あたらしいキャリアをスタート。現在はフリーのライターとして試乗記やレースリポートなどを寄稿。愛車は「フォルクスワーゲンID.4」。
-
Gear up! Recommends | 文化シヤッター シャルティエ 2022.12.14 文化シヤッターの新製品「シャルティエ」はクルマ1台分の間口に特化したビルトインガレージ向けの高機能型シャッターだ。スマートライフに向けて備わった3つの特徴を紹介する。
-
Gear up! Recommends | KTC ネプロス neXT Walnut ツールセット 2022.12.14 ガレージツールにこだわるのなら、収納にもこだわりたい。KTCの最高級ブランドであるネプロスがリリースしたのは、ウォールナット製チェスト付きのツールセットだ。ガレージで過ごす時間をより豊かにしたいあなたにおすすめしたい。
-
Gear Up! Selection | Philips「Pocket」&「Flood」 2022.12.14 工具とともにカーメンテナンスで欠かせないのがライトではないだろうか。いかに立派なガレージであっても、エンジンルームや車室内の整備ではコンパクトで扱いやすく、それでいて明るく照らしてくれるライトが欲しい。フィリップスの作業用LEDライトはそんな声に応える、頼れるアイテムだ。
-
Winter has come! | タイヤチェーン 2022.12.14 クルマの冬支度とはいっても、誰もがスタッドレスタイヤを必要とするとは限らない。降雪は年に数度という地域に住む人であれば、トランクにタイヤチェーンを忍ばせておくという手もありだろう。カーメイトと中発販売の最新アイテムの仕上がりをリポート。
-
Winter has come! | オールシーズンタイヤ/スタッドレスタイヤ 2022.12.14 日本には四季があり、冬には冬ならではのカーライフが楽しめる。早めに冬支度を済ませて、イベント盛りだくさんのシーズンに備えたいところだ。グッドイヤーとコンチネンタルタイヤ、トーヨータイヤ、横浜ゴムの最新冬タイヤを紹介する。
-
NEW
レクサスES350h(FF/CVT)/ES350e(FWD)/ES500e(4WD)【海外試乗記】
2026.6.3試乗記「レクサスES」がフルモデルチェンジ。シャシーがFFベースというのは歴代モデルと同じだが、新型ではボディーサイズがググッと拡大。「LS」の6輪ミニバンコンセプトが登場したこともあり、今後のレクサスセダンの総代を担うことになる。北米で乗った印象をリポートする。 -
NEW
ミドシップ化で運動性能はどう変わる? 「GRヤリスMコンセプト」の現時点での完成度を体感
2026.6.3デイリーコラム「GRヤリス」をベースとしたミドシップ4WDとして市販化を目指す「GRヤリスMコンセプト」。現在もスーパー耐久に投入されるなどして鍛えられているが、その開発車両をドライブできた。普通のGRヤリスとの運動性能の違いや、新開発エンジンの印象などをリポートする。 -
NEW
第115回:メイク・アメリカ・グレート・アゲイン!(後編) ―デザインもサイズも規格外! 魅惑のアメリカ車はなぜ“主役”になれないのか?―
2026.6.3カーデザイン曼荼羅トヨタ&ホンダが発表した、米国生産車の日本導入計画。しかしアメリカには、規格外に面白いクルマがまだたくさんあるのだ! カーデザインの識者とともに魅惑の日本“未”導入車を探すとともに、魅力的なアメリカ車が、それでも主役になれない理由を考えた。 -
どうしてピアノブラックの内装材は多用されるのか?
2026.6.2あの多田哲哉のクルマQ&Aよく目にするピアノブラックの内装材は、「キズや脂汚れが目立つ」などネガティブな評価もしばしば。それでも多用されているのはなぜか? 車両開発者の多田哲哉さんに聞いてみた。 -
BSAゴールドスター650(5MT)【レビュー】
2026.6.2試乗記かつて一世を風靡(ふうび)した英国の名門、BSAが復活! 新生第1号モデルである「ゴールドスター650」は、クラシックで優雅なお散歩バイク……と思いきや、ツインカムの大排気量シングルで、ライディングも前のめりに楽しめるマシンに仕上がっていた。 -
レストモッドがイメージ 特別なオニツカタイガーの魅力に迫る
2026.6.1オニツカタイガーの新作ドライビングシューズを知る<AD>オニツカタイガーが、“レストモッド”と呼ばれるクルマのレストア&カスタム手法に着想を得たドライビングシューズを発表。4タイプ製作された、「MEXICO 66 DRIVING」のスペシャルバージョンの魅力に迫る。




















