トヨタ・プリウスにワゴンモデルが登場【デトロイトショー2011】
2011.01.11 自動車ニュース【デトロイトショー2011】プリウスにワゴンモデル「プリウス v」が登場
トヨタ自動車は2011年1月10日に開幕した北米国際自動車ショー(デトロイトショー)で、ハイブリッドカー「プリウス」のワゴンモデル、「プリウス v」を発表した。
「プリウス v」はプリウスが持つ高い環境性能を継承しつつ、より広い居住空間とラゲッジスペースが与えられたモデル。北米では今夏の発売が予定されている。車名の「v」はversatility(多様性)の意。
ボディサイズは全長×全幅×全高=4615×1775×1575mmと、標準型プリウスと比べて全長が155mm長い。またホイールベースは80mm延長の2780mmとされた。これにより室内空間は拡大されており、ラゲッジスペースについては60%広げられている。
1.8リッターエンジンを中心としたハイブリッドシステムなど、ランニングコンポーネンツは基本的に標準型プリウスのものと共通である。アメリカの燃費基準(コンバインド)では、1ガロン当たり40マイル(約17km/リッター)という数値がうたわれている。ちなみに、標準型プリウスのカタログ燃費は1ガロン当たり50マイル(約21.3km/リッター)である。
LEDヘッドランプやレーダークルーズコントロールのほか、S-VSC(ステアリング協調車両安定性制御システム)や7個のSRSエアバッグを搭載するなど、数々の先進装備を備える。またトヨタ初となる、開放感あふれる大型の樹脂製パノラマルーフも用意される。
(webCG 竹下)