これがおすすめ! マツダブース:このディスプレイは圧巻で必見です【ジャパンモビリティショー2023】
2023.10.27 これがおすすめ!![]() |
ついに開幕したジャパンモビリティショー2023。夢のあるコンセプトカーや工夫を凝らした展示物が並ぶ、そんな見どころ満載の会場で目に留まったのが、マツダのブース。コンセプトカーの「マツダ・アイコニックSP」(参照)も素晴らしいのですが、それ以上にクルマ愛を感じるディスプレイにくぎ付けになりました。
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アイデアと実行力に脱帽
今回のジャパンモビリティショーにおけるマツダブースのテーマは“「クルマが好き」が、つくる未来。”です。人々のなかにある「クルマが好き」という気持ちに寄り添い続けるマツダが考える未来の提案として、「前向きに今日を生きる人の輪を広げる」という企業理念を具現した5つのテーマ展示が行われています(参照)。
ざっと紹介しますと、ゾーン01は「走る歓びの原点」と題して1989年の「ユーノス・ロードスター」を展示、ゾーン02は「動くことへの感動という感情の気づき」というテーマで3分の2の大きさへダウンサイズさせたオープンカータイプのロードスター(子供が乗り込める)を展示しています。
そこから“「走る歓(よろこ)び」で人を活性化させる”というゾーン03、“すべてのお客さまに「走る歓び」を通じて「生きる歓び」を”と題されたゾーン04、そして“前向きに今日を生きる人の輪が広がる未来”を紹介するゾーン05へと順番につながっていきます。
ゾーン03には2台の「マツダ・ロードスター」が、ゾーン04には手動操作のみで走れる福祉車両「ロードスターSeDV」が、そしてゾーン05には「2ローターRotary-EVシステム」を搭載するマツダ・アイコニックSPが展示されます。
しかし、そうした車両以上にカーマニアのハートをガッチリつかみそうなのが「MINIATURE CAR WALL」。マツダのロゴが入れられたブースの白っぽい壁(スバルブース側)には、なんと無数のミニカーが整然と置かれています。実にユニークなアイデアではありませんか。多くの人が立ち止まりそうな、そして“映え”そうなディスプレイです。
マツダのジャパンモビリティショー2023特設サイトでは、“きっと多くの人が、「クルマが好き」という感情に初めて出会ったミニカー。マツダの従業員に呼びかけ、従業員やその家族、友人たちが所有していたミニカーを寄贈してもらいました。たくさんのミニカーを通じてワクワクする感情を再発見してください。”と紹介されています。
「あ、これは〇〇」「子供のころに持っていた」「こんなミニカーあったんだ」「なにコレ知らない」など、壁の前にちょっといただけでも来場者の楽しんでいる様子が耳に入ってきました。並んでいるのはいわゆる「トミカ」サイズ。愛車を探すもよし、レアなクルマを見つけるもよし、車名当てクイズをするもよしです。
設営は相当大変だと思いますが、「マツダのイベントにはいつもこれがある」的な定番ディスプレイになったら楽しいと思います。クルマ好きなら、これだけで白メシ3杯は軽くいけそうです。私はそんな膨大な数のミニカーのなかから「幸せの黄色いロードスター」をちゃんと見つけられました。え? そんな言い伝えはない?
(文=櫻井健一/写真=webCG/編集=櫻井健一)
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