【F1 2024】第9戦カナダGPでレッドブルのフェルスタッペンが今季6勝目

2024.06.10 自動車ニュース bg
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F1世界選手権第9戦カナダGP決勝が、2024年6月9日(現地時間)、カナダはモントリオールのサーキット・ジル・ビルヌーブ(4.361km)を70周して行われた。

雨から晴れ、再びウエットからドライへと、モントリオールの空模様は目まぐるしく変わり、セーフティーカーが2度出動することに。混乱のレースを制したのは、レッドブル・ホンダRBPTのマックス・フェルスタッペンだった。メルセデスのジョージ・ラッセル、マクラーレン・メルセデスのランド・ノリスとトップ争いを繰り広げるも、最適なタイミングで最適なタイヤを選んだことが奏功し、予選2位から今シーズン6勝目、通算60勝目を飾った。

2位に終わったマクラーレンのノリスは、予選3位からレース序盤に首位を奪い、ピットストップを遅らせて自身2勝目を目指したものの、レッドブルを倒すことはできず。それでも今季5回目の表彰台で、ドライバーズチャンピオンシップでも2位まで7点差と迫ることができた。

3位はメルセデスのラッセル。予選ではフェルスタッペンと1000分の1秒まで同タイムとなりキャリア2度目のポールポジションを獲得。レースでも勝利を目指したが、コースオフするなど納得のいかないレースとなった。

メルセデスのルイス・ハミルトンは、ゴール目前にチームメイトに抜かれ4位。ポディウムは逃したがファステストラップを記録しボーナス1点を持ち帰った。マクラーレンのオスカー・ピアストリは予選よりひとつダウンの5位でフィニッシュ。アストンマーティン・メルセデスの2台がタンデムで入賞し、フェルナンド・アロンソ6位、母国GPを戦ったランス・ストロールは7位だった。

RBホンダRBPTは、ダニエル・リカルドが予選5位から8位入賞。来季RB残留を決めたチームメイトの角田裕毅は、9位走行中にコースを飛び出してしまい14位。連続入賞は3でストップした。

ポイント圏内最後はアルピーヌ・ルノー勢が占め、ピエール・ガスリー9位、今季限りでチームを離れることになったエステバン・オコンが10位だった。

以下、11位ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース・フェラーリ)、12位ケビン・マグヌッセン(ハース)、13位バルテリ・ボッタス(キック・ザウバー・フェラーリ)、14位角田(RB)、15位ジョウ・グアンユー(キック・ザウバー)が完走した。

ドライバーズチャンピオンシップのトップ5は、1位フェルスタッペンがポイントを194点とする一方、今回2台そろってリタイアしたフェラーリは痛手を負い、2位ルクレールは138点。3位ノリスが131点に迫ってきている。4位カルロス・サインツJr.もポイント追加ならず108点、5位セルジオ・ペレスも無得点で107点のままだ。

コンストラクターズチャンピオンシップは、1位レッドブル301点、2位フェラーリ252点、3位マクラーレン212点、4位メルセデス124点、5位アストンマーティン58点と続く。

次の第10戦スペインGP決勝は、6月23日に行われる。

(文=bg)

F1第9戦カナダGPを制したレッドブルのマックス・フェルスタッペン。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
F1第9戦カナダGPを制したレッドブルのマックス・フェルスタッペン。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)拡大

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