日産の車中泊シリーズ第2弾「NV200バネットMYROOM(マイルーム)」がデビュー
2024.10.01 自動車ニュース![]() |
日産自動車は2024年10月1日、「NV200バネット」をベースに、キャビンに特別な架装を施したワンボックス車「NV200バネットMYROOM(マイルーム)」を、同年12月に発売すると発表した。
◆フォトギャラリー:日産NV200バネットMYROOMの外装・内装を詳しく見る
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「自分のお気に入りの部屋ごと自然の中に持ち込んで、リラックス(憩うこと)ができる、新たな車中泊のカタチ」を提案する、日産のMYROOMシリーズ。
その第1弾となる「キャラバンMYROOM」が市場で好評を博しているのに続けと、「一人でゆったり二人でぴったり」をコンセプトに掲げるNV200バネットMYROOMがリリースされた。
絶対的な広さではキャラバンMYROOMよりコンパクトながら、木目をふんだんに使った空間や、多彩なアレンジを可能とする特製の2列目シートは継承。ベース車ゆずりの運転支援システム(ふらつき警報機能やペダルの踏み間違いによる衝突防止システム)もセリングポイントとなっている。
日産によれば「特装車とはいえ、ベースモデル同様の高いクオリティーを実現している」とのこと。同社は「これらMYROOMシリーズの販売を通して、『車中泊といえば日産』というポジションを目指す」と意気込む。
NV200バネットMYROOMの特徴は以下のとおり。
- 用途に合わせて簡単にアレンジが可能な、50:50分割可倒式の「2 in 1シート」(2列目)を装備。乗車移動時には程よい硬さで良好な乗り心地が得られる一方、駐車時に反転させて使用する際には、異なる面を座面とすることで、柔らかなソファのような座り心地が楽しめる。さらにバックドアを開け放てば、車中で自然の景色を眺めながらくつろぐことができる。
- インテリアには、明るい色あいの木目調パネルをふんだんに使用。2 in 1シートと平置きベッドには質感の高いヘリンボーン生地を採用し、シンプル&ナチュラルなムードを演出。
- 平置きベッドとスライドテーブルを組み合わせることで、リビングルームモードやベッドルームモードなど、車内を自在にアレンジできる。
- エクステリアは、グリルやドアハンドル、ドアミラー、スチールホイールなどをブラックで統一。オプションとして、リアクオーターウィンドウやバックドアを飾る専用ステッカーも用意される。
- 電気自動車「リーフ」のバッテリーを再利用して開発した「ポータブルバッテリー from LEAF」(容量633Wh、価格17万0500円)から給電することで、電源のない場所でも車内のAC 100Vコンセントが利用可能。
価格はFF車が464万3100円で、4WD車が496万7600円。ともに乗車定員は5人で、最大積載量は400kgとなっている。ボディーカラーは「サンドベージュ×ホワイト」の2トーンカラーのほか、「ミッドナイトブラック」「ホワイト」「ダークメタルグレー」が選べる。
(webCG)