三菱、「i-MiEV」を一部改良
2010.11.08 自動車ニュース三菱、「i-MiEV」を一部改良 車両接近通報装置を搭載
三菱自動車は2010年11月4日、電気自動車「i-MiEV」に、車両接近通報装置を追加するなど一部改良を行い、発売した。
■静粛性やブレーキフィールが向上
三菱自動車は、2010年4月に個人向け販売を開始した「i-MiEV」に、一部改良を加えた。今回の改良では、25km/h以下で走行中に、人工走行音を発生し、歩行者などに車両の接近を知らせる「車両接近通報装置」が標準装着された。なお従来モデルに同装置の装着を希望するユーザーには、ディーラーオプションとして提供される(11月中旬発売予定・取付工賃込み価格は3万7800円)。
機関面では、高速走行時のモーター音やブレーキ負圧電動ポンプの作動音低減により静粛性が高められたほか、フロントブレーキのキャリパー剛性アップや摩擦材変更により、ブレーキフィールの向上も図られた。また、走行中にアクセルとブレーキを同時に踏んだ場合、ブレーキを優先するブレーキオーバーライド制御が追加された。
また、操作ミスによるバッテリーあがりを防ぐため、パワースイッチ切り忘れ警告ブザーやACCオートカット機能、ルームランプオートカット機能が追加された。
ボディカラーは、ブラックマイカとミスティックバイオレットパールのモノトーン2色が追加され、計10色展開となった。
販売方式については、従来メンテナンスリース方式のみだったのが、新たに現金販売も開始された。現金購入ユーザーには、メンテナンスパック「ハーティプラスメンテナンス」が提供される。
価格は据え置きで、398万円。
(webCG 曽宮)