ロールス・ロイス史上最強の電気自動車「ブラックバッジ スペクター」が登場

2025.02.19 自動車ニュース webCG 編集部
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ロールス・ロイス・ブラックバッジ スペクター
ロールス・ロイス・ブラックバッジ スペクター拡大

ロールス・ロイス・モーター・カーズは2025年2月18日(現地時間)、100%電気自動車(BEV)のハイパフォーマンスモデル「ブラックバッジ スペクター」を発表した。

 
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大胆な外装の仕上げ、鮮やかな内装のディテール、ビスポークの革新的なオプションが特徴とされるロールス・ロイス・ブラックバッジ スペクターは、同時に最高出力659PSと最大トルク1075N・mを誇る、ロールス・ロイス史上最もパワフルなモデルと紹介される。

ベースとなった「ロールス・ロイス・スペクター」の74PSアップとなる最高出力は、ステアリングホイールの「インフィニティー」ボタンを押すことによってロックが解除され、フルパワーが解放される。こうした高出力に対応するために、ブラックバッジ スペクターではダンパーの強化やステアリングのチューニングを実施。ボディー制御の向上や、加速時や減速時の沈み込みの低減が図られ、ロールス・ロイスに特徴的な魔法の絨毯(じゅうたん)のような乗り心地とハンドリングのバランスがとられたという。

今回発表されたモデルは、1980年代から1990年代のクラブシーンを象徴するネオンの雰囲気に触発された「ベイパーバイオレット」の外板色をまとっているが、顧客は4万4000色を擁する「プレタポルテ」カラーのなかからボディーカラーを選択できるほか、ビスポークカラーもリクエストできる。

これまでのすべてのブラックバッジモデルと同様に、ベースとなるBEVのスペクターでは鏡面仕上げとされた光沢パーツは、特徴的なダークフィニッシュになっている。ダークフィニッシュのパートには、ブランドの特徴であるパンテオングリルや「スピリット・オブ・エクスタシー」と呼ばれるフード先端のマスコット、ダブル「R」バッジ、ドアハンドル、サイドウィンドウまわり、バンパーアクセントなどが含まれる。

ホイールは新デザインの23インチ5スポーク鍛造アルミホイールで、部分研磨またはオールブラック仕上げが選択できる。あらゆる地域の顧客ニーズに応えるため、このホイールに装着可能な冬用タイヤも用意している。

インテリアは従来のブラックバッジモデルにならい、幻想的な雰囲気を演出。ピアノブラックのフェイシアをはじめ、ブラックのドアインナーパネルやルーフライナーなどを「空」に見立て、そこにセットされた5500を超えるテクニカルファイバーでつくられた「星」が輝く。メーターパネルは、「ビビッドグレロー」「ネオンナイツ」「シアンファイア」「ウルトラバイオレット」「シンセウエーブ」の5つのカラーテーマが選択できるようになっている。

0-100km/h加速は4.3秒、一充電走行距離はWLTPモードで493~530kmと公表される。

(webCG)

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