ロータス・エミーラV6 SE
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ロータスは2025年9月4日、ミドシップスポーツカー「エミーラ」のラインナップに「エミーラV6 SE」および「レーシングライン」を設定したと発表した。注文の受け付けはすでに行われており、デリバリーは2026年第1四半期に開始される。
「エミーラV6 SE」のシート。
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「エミーラV6 SE」のコックピット周辺部。
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新色「パープルヘイズ」をまとう「エミーラ ターボSE」。
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エミーラ ターボSEレーシングライン(レッドアクセントを施したモデル)
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エミーラ ターボSEレーシングライン(イエローアクセントを施したモデル)
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エミーラ ターボSEレーシングライン(シルバーアクセントを施したモデル)
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「エミーラ ターボSEレーシングライン」のインテリア。
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「エミーラ ターボSEレーシングライン」の専用バッジ。
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ロータス・エミーラV6 SEは、「ロータスが誇る純粋なドライビングプレジャーをさらに高めた」とされるモデル。従来の「エミーラV6」に搭載されていた3.5リッターV6エンジンはそのままに、その魅力を一段と高めるべく、MTのギアボックスに圧縮マウントを採用。より正確なギアチェンジを可能にしたとアピールされる。トランスミッションについてはMTが基本で、LSD(リミテッドスリップディファレンシャル)も標準装備。ATはオプションとして選択できる。
足まわりについては、ダンパーの最適なキャリブレーションとアライメントを微調整し、ハンドリング性能を向上させるとともに、快適な乗り心地を追求。走行モードは、日常の走行に適した「ツアー」とダイナミックな走りが楽しめる「スポーツ」の2種類を用意している。
エミーラV6 SEのボディーカラーは「ジンググレー」がスタンダードで、特別装備として、専用の「V6 SE」バッジと拡張されたブラックパック、20インチ鍛造アルミホイール、レッドブレーキキャリパー、アルカンターラ仕上げのインテリア、スポーツペダルが組み合わされる。さらに、15色のエクステリアカラーと7種類のインテリアテーマ、4種類のブレーキキャリパー、8種類のホイールデザインをセレクトすることで、自分好みにカスタマイズできる。
また、このエミーラV6 SE導入に合わせ、既存のエミーラについても以下の点が改良されている。
冷却システムの配管を見直し、トランスミッションオイルクーラーおよびメインラジエーターへの冷却水の流れを改善。冷却性能を高めるとともに、車重の軽減を実現。
エアコンの制御システムを再調整。エンジンのサーモスタットの開弁温度を従来の65℃から75℃に引き上げ、過酷な条件下での暖房性能と走行性能をアップ。
デュアルクラッチトランスミッション(DCT)のシフトスピードを向上。
自動緊急ブレーキ(AEB)や車線逸脱警報、 ブラインドスポット警告、 交通標識認識(TSR)、 ドライバー疲労検知を含む、先進運転支援システムを標準で装備。ドライバーをより強力にサポートする「拡張コ・ドライバーパック」(アダプティブクルーズコントロール<AT車のみ>、後方交差車両警告、ドア開放警告、ハイビームアシスト機能)をオプション設定。
ボディーカラーに新色「イオスグリーン」「パープルヘイズ」を設定。
さらに新たなオプションとして、に「Racing Line(レーシングライン)」と呼ばれるセットオプションも設定。「ターボSE」およびV6 SEをベースに、以下の装飾を施した「ターボSEレーシングライン」「V6 SEレーシングライン」が用意される。
ボディー下部を、ブレーキキャリパーのカラーにマッチするピンストライプ(イエロー、レッド、またはシルバー)でドレスアップ。
アクセントカラーがあしらわれたレーシングライン専用バッジおよびハイグロスブラックホイール、ブラック&シルバーのロータスロゴ(外装)を装着。
内装については、選択したアクセントカラーによるステッチを施し専用バッジも装着。
ロータス・エミーラの最新ラインナップと価格は以下のとおり。
ターボ:1822万7000円
ターボSE:1886万5000円
V6 SE:2085万6000円
ターボSEレーシングライン:1928万3000円
V6 SEレーシングライン:2127万4000円
(webCG)
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