三菱がミニバン「デリカD:5」の大幅改良モデルを発表【ジャパンモビリティショー2025】

2025.10.29 自動車ニュース webCG 編集部
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三菱デリカD:5(写真はプロトタイプ)
三菱デリカD:5(写真はプロトタイプ)拡大

三菱自動車は2025年10月29日、ミニバン「デリカD:5」の大幅改良モデルを発表し、そのプロトタイプを「ジャパンモビリティショー2025」(会期:10月29日~11月9日)に出展した。同年10月30日に予約注文の受け付けを開始し、今冬、約450万円~約495万円の価格で発売する予定となっている。

 
三菱がミニバン「デリカD:5」の大幅改良モデルを発表【ジャパンモビリティショー2025】の画像拡大
 
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2007年1月の登場以来、18年以上にわたって仕様変更を繰り返しつつ販売されている、三菱デリカD:5。今回の大幅改良では、内外装の意匠変更に加え、走破性・操縦安定性の強化、さらに安全性能の向上が図られている。

フロントグリルや前後バンパーの意匠は、シンプルで立体感のあるものに。ホイールアーチを追加したうえで新デザインの18インチアルミホイールを装着し、リアゲートのガーニッシュ内に「DELICA」ロゴを盛り込むなどして、さらなる力強さが表現されている。

インテリアについては、8インチのカラー液晶メーターを装備しドライバーの視認性を向上。インストゥルメントパネルには金属調アクセントを添え、シートは「CHAMONIX(シャモニー)」グレードでも採用実績のある撥水(はっすい)機能付きスエード調素材を採用。合成皮革とのコンビ仕様としたうえで、ステッチを内装の各所に用いられるカーキ色とするなど、統一感のあるコーディネートとされた。センターコンソールやフロアコンソールの下部にそれぞれ2つずつUSBソケット(Type-C)を追加するなど、利便性の向上も図られている。

走りの面では、三菱独自の車両運動統合制御システム「S-AWC」を搭載。悪路走破性と優れた直進安定性、意のままになるコントロール性を追求したという。下り坂で一定の車速を維持できるヒルディセントコントロール機能も備わる。

今回は、予防安全技術「三菱e-Assist」についても強化が図られている。衝突被害軽減ブレーキでは車両や歩行者に加えて、自転車も検知対象となったほか、パーキングセンサーや後退時の誤発進抑制機能も搭載。大幅に視認性を向上させた「マルチアラウンドモニター」や、先行車両の発進通知機能が追加されたのもトピックとなっている。

(webCG)

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