「レンジローバー」の初の電気自動車「レンジローバー・エレクトリック」が登場

2026.09.03 自動車ニュース webCG 編集部
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レンジローバー・エレクトリック
レンジローバー・エレクトリック拡大

英ジャガー・ランドローバーは2026年9月2日(現地時間)、レンジローバーブランド初となる電気自動車「レンジローバー・エレクトリック」を発表した。

「レンジローバー・エレクトリック」(写真右。同左は初代「レンジローバー」)は、「レンジローバー史上最も静粛性が高く、余裕のある走りと優れたレスポンス、圧倒的なトルクを兼ね備えたモデル」と紹介される。
「レンジローバー・エレクトリック」(写真右。同左は初代「レンジローバー」)は、「レンジローバー史上最も静粛性が高く、余裕のある走りと優れたレスポンス、圧倒的なトルクを兼ね備えたモデル」と紹介される。拡大
システム最高出力は550PSで、同最大トルク850N・m。単体で354PSの永久磁石式電気モーターを2基搭載する。
システム最高出力は550PSで、同最大トルク850N・m。単体で354PSの永久磁石式電気モーターを2基搭載する。拡大
「レンジローバー」のデザインを継承したうえで、高速道路での航続距離を最大化するために空力特性を最適化したグリルやホイール、専用設計のアンダーボディーなどを採用している。
「レンジローバー」のデザインを継承したうえで、高速道路での航続距離を最大化するために空力特性を最適化したグリルやホイール、専用設計のアンダーボディーなどを採用している。拡大
「レンジローバー・エレクトリック」のインストゥルメントパネル。空気清浄機能やステアリングホイールヒーターの起動、車両の施錠状態や現在位置の確認、バッテリーの充電状況や予測走行距離の確認などが車外から行えるアプリも用意される。
「レンジローバー・エレクトリック」のインストゥルメントパネル。空気清浄機能やステアリングホイールヒーターの起動、車両の施錠状態や現在位置の確認、バッテリーの充電状況や予測走行距離の確認などが車外から行えるアプリも用意される。拡大
800Vシステムおよび分割充電技術を採用した容量118.5kWhのダブルスタックバッテリーを搭載している。
800Vシステムおよび分割充電技術を採用した容量118.5kWhのダブルスタックバッテリーを搭載している。拡大
DC急速充電では10%から80%までのチャージを22分で完了。10分間の充電で220km分の走行距離を確保することができる。
DC急速充電では10%から80%までのチャージを22分で完了。10分間の充電で220km分の走行距離を確保することができる。拡大
最大渡河水深は900mm。電気自動車であっても、「レンジローバー」が誇るオールテレイン走破能力を一切損なうことなく発揮するという。
最大渡河水深は900mm。電気自動車であっても、「レンジローバー」が誇るオールテレイン走破能力を一切損なうことなく発揮するという。拡大

レンジローバー・エレクトリックは、「レンジローバー史上最も静粛性が高く、余裕のある走りと優れたレスポンス、圧倒的なトルクを兼ね備えたモデル。電動パワートレインは、レンジローバーが本来持ち合わせている余裕のあるパフォーマンスと時代を超越するラグジュアリーさ、妥協のない走破性をさらに高めるとともに、より静寂な室内空間を実現する」と紹介される。

当初から電動化を想定して設計したフレキシブルなアーキテクチャーに、電動の駆動システムをシームレスに統合。永久磁石式電気モーターを2基搭載し、システム最高出力550PS、同最大トルク850N・mを発生する。一充電走行距離は599km(WLTPモード)をうたう。

同モデルに初採用された、あらゆる環境下で精密な駆動制御を可能とする「インテリジェントドライブラインダイナミクス(IDD)」は、トラクションの喪失を防ぐために後輪へのトルク配分を100%から0%までで調整。さらにモーター回転数を0.05秒以内で制御する「インテグレイテッドトラクションマネージメント(ITM)」が、内燃機関搭載車と比べて最大100倍速い処理速度でタイヤのスリップ量を管理する。

ITMはアクセルペダルの操作だけでスムーズに加速・減速が行える「シングルペダルモード」とも連動。上級者向けスキーコースに匹敵する最大33度の勾配でもスムーズかつ容易に発進できるほか、最大45度の勾配も登ることができる。最大渡河水深は900mm。0-100km/h加速は4.45秒、80-120km/hの追い越し加速は2.7秒と発表されている。レンジローバーが誇るオールテレイン走破能力を一切損なうことなく、ハイパフォーマンスを発揮するという。

高い充電性能もレンジローバー・エレクトリックのセリングポイントで、800Vシステムおよび分割充電技術を採用した容量118.5kWhのダブルスタックバッテリーの搭載により、DC急速充電では10%から80%までのチャージを22分で完了する。また、10分間の充電で220km分の走行距離を確保することができる(WLTPモード)。

デザインについては、「BEVであることよりもレンジであることが第一」という理念に基づき、レンジローバーのデザインを継承したうえで、高速道路での航続距離を最大化するために空力特性を最適化したグリルやホイール、専用設計のアンダーボディーなどが採用されている。

新しい「レンジローバーアプリ」の採用もセリングポイントで、オーナーはスマートフォンなどの電子デバイスを用いて、車内の空気清浄機能やステアリングホイールヒーターの起動、車両の施錠状態や現在位置の確認、バッテリーの充電状況や予測走行距離の確認などが行える。

レンジローバーブランドは現在レンジローバーのほか、「レンジローバー・スポーツ」「レンジローバー・ヴェラール」「レンジローバー・イヴォーク」の4つの車種で構成されており、すべての車種にハイブリッド車(PHEV/MHEV)をラインアップ。2030年までには全車種にBEVモデルを導入するとしている。なお、レンジローバー・エレクトリックは、英国のソリハル工場で製造される。

(webCG)

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