【F1 2026】第20戦サンパウロGPでノリス今季3勝目 メルセデスはコンストラクターズタイトル獲得
2026.11.09 自動車ニュースF1世界選手権第20戦サンパウロGP決勝が、2026年11月8日(現地時間)、ブラジルはサンパウロにあるインテルラゴスことアウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェ(4.309km)を71周して行われた。
予選は大雨に見舞われ、さらにトップドライバーを含む7人がパワーユニット交換によるグリッド降格ペナルティーを受けたため、スターティンググリッド上位にはいつもと違う顔ぶれが並んだ。
レースも天候に翻弄(ほんろう)され、ウエット路面に始まり徐々にドライへと移り変わるも、終盤になると雨が強まることに。かように難しいコンディションで優勝したのは、マクラーレン・メルセデスのランド・ノリスだった。予選では今季4回目、通算20回目、サンパウロでは3年連続となるポールポジションを奪取。レースでは、スタートで3位に落ちたが、その後は王者らしくミスなく走り切り、今シーズン3勝目、通算14勝目、ブラジルでの2連勝を飾った。
2位はレッドブル・レッドブル・フォードのマックス・フェルスタッペン。グリッド降格組として21番グリッドからスタートしたが、瞬く間に入賞圏に入り、19ものポジションアップに成功した。これで3勝を含む8連続ポディウムフィニッシュとなる。
3位はレッドブルのアイザック・ハジャーだった。5番グリッドから早々に表彰台圏内に浮上し、チームプレイをこなしながら今年3回目の3位を決めた。
メルセデスは、ジョージ・ラッセルが4位、前戦で初タイトルを手中におさめたアンドレア・キミ・アントネッリが5位となり、2026年のコンストラクターズチャンピオンを確定させた。前人未到の8連覇を達成した2021年以来となる栄冠。通算9回目は、歴代3位のウィリアムズと肩を並べる記録だ。
マクラーレンのもう1台、オスカー・ピアストリは10番グリッドから6位入賞。フェラーリ勢は、シャルル・ルクレールがグリッド降格の14番手から7位、400戦目の節目を迎えたルイス・ハミルトンは、ペナルティーで20番グリッドと後方からの追い上げとなり、9位でチェッカードフラッグを受けた。
レーシングブルズ・レッドブル・フォードのリアム・ローソンは8位でゴール。予選5位ながらライバルのグリッド降格で3番手の好位置を得たものの、レースのドライ局面ではトップチームにかなわず後退を余儀なくされた。
10位でフィニッシュしたのは、アウディのニコ・ヒュルケンベルグ。予選ではレインマイスターの面目躍如といえる4番グリッドを獲得し、レースでも善戦してポイントを持ち帰った。
なおハース・フェラーリは、エステバン・オコンが最終戦まで欠場することを正式に発表。すでに来シーズンから同チームで走ることが決まっていた21歳のブラジル人、ラファエル・カマラが母国でデビューを果たし、11番手から20位完走となった。
11位アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)、12位フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・ホンダ)、13位フランコ・コラピント(アルピーヌ・メルセデス)、14位ピエール・ガスリー(アルピーヌ)、15位アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ・メルセデス)、16位ガブリエル・ボルトレート(アウディ)、17位オリバー・ベアマン(ハース)、18位セルジオ・ペレス(キャデラック・フェラーリ)、19位カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)、20位カマラだった。
最年少王者アントネッリはポイントを390点まで積み上げた。2位フェルスタッペン279点、3位にポジションを上げたラッセル262点、4位ハミルトン261点、5位ルクレール251点と続く。
コンストラクターズチャンピオンシップは、王者メルセデス652点、2位フェラーリ512点、3位レッドブル415点、4位マクラーレン398点、5位レーシングブルズ112点といった上位の顔ぶれとなる。
次の第21戦ラスベガスGP決勝は、11月21日(日本時間22日昼)に行われる。
(文=bg)
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