■往年の名車がEVで復活!? 「ホンダEV-N」
本田技研工業は、2009年10月21日のプレスデイで幕を開ける第41回東京モーターショーに、コンパクトな電気自動車「EV-N」を出展する。
■目指したのは、“身近なEV”
「ホンダEV-N」は、コンパクトシティコミューターを謳う、電気自動車のコンセプトカー。
「乗る人に愛着を、街の人にも親しみを感じさせる」というその外観は、1967年にデビューしたホンダの軽自動車「N360」を彷彿とさせるもの。寸法を全長×全幅×全高=2860×1475×1515mmの超コンパクトサイズにおさめたのも、街なかを気軽に移動してほしいとの配慮からで、総じて「日常的に付き合いやすい楽しいEV」が目標とされている。
インテリアは非常にシンプルなデザインでまとめられ、シートに100%リサイクル可能な素材を用いるなど、EVらしいエコな要素が盛り込まれる。
フロントグリルやサイドミラー、リアゲートに備わるランプを使って、ドライバーや歩行者とコミュニケーションが図れるというのも、フレンドリーな新しい試みだ。
(webCG 関)
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