第87回:JAIA試乗会で、チョイ乗り報告(その2)
2009.02.25 エディターから一言第87回:JAIA試乗会で、チョイ乗り報告(その2) 〜『webCG』スタッフの(価格帯別)気になるクルマ
|
2009年2月4日――神奈川県は大磯に、世界の輸入車が勢ぞろい。毎年恒例、「JAIA」(日本自動車輸入組合)主催の輸入車試乗会が開催された。
『webCG』スタッフも会場に潜入して、各モデルの乗り味をチェック、チェック! で、結局気になったのは、どんなクルマ? それぞれが選んだ2009年のイチオシモデルを、みなさんにご紹介いたします。
【300万円〜500万円ならコレ】
家族モチには、このクラス。もちろん、シングルにも魅力的なクルマがいっぱい。
セダン、SUV、ミニバンと、ボディバリエーションもグッと増えて、選ぶほうも目移りしてしまう、300万円〜500万円クラスのクルマたち。輸入車全体の3割弱を占めるこのクラスで、注目なのは? その実際の乗り心地は? うーん、車種選びにちょっとヒネリを入れすぎたような……。
たまには「昭和」で息抜きしたいヒュンダイ・グレンジャー……341.25マンエン
日欧では、どのブランドのクルマも、スポーティとコンフォートのバランス点の置き方が似ている。真ん中よりスポーティ寄りに振ったクルマが多いのだ。
その点、韓国のヒュンダイは完全に乗り心地重視。中でも上級サルーンたるグレンジャーは、(その点だけで言えば)現行クラウン以上に、クラウンっぽい。ただし昭和のね。
それだけ乗り心地がいいということだが、当然、スポーティさは望んじゃいけない。
(webCG 曽宮)
私をスキーに連れてってフォルクスワーゲン・ティグアン トラック&フィールド……367マンエン
スタッドレスタイヤを履いた白い「トラック&フィールド」を見て、思い浮かんだキャッチフレーズ。アクティブな気持ちになれるのは○。タイトルパクリの私に×。シートヒーターがないのも×だけど、ダウンジャケットを着たまま乗り込んでも、すっぽりと体を包み込んでくれる大柄のシートは○。
夏前に導入される「スポーツ&スタイル」はきっと、「波の数だけ抱きしめて」くれるんだろう。
(webCG 本諏訪)
アメリカの田舎の、気のいいオヤジダッジJC……362.25マンエン
「剛か柔か」「競争か協力か」「支配か協調か」と問われたときに、迷わず後者の言葉を選ぶ人にとっては、「ダッジJC」は魅力的に映るのではないだろうか。
コルベットやマスタング、ハマーのような、「勢い」を感じさせるクルマもアメ車らしさの象徴と言えるけれど、大部分はもっと優しい感じというか、ホッと安らぎを提供してくれるクルマが占める。JCもそういうクルマだ。
カッチリとした造り込みを、運動性能のためというより、包まれ感や丈夫さ、安心感といった要素に結びつけた良きファミリーカー。
3列シート車でありながら、所帯じみていないスタイルも○。
(webCG 曽宮)
乗れば乗っただけホレるルノー メガーヌ RS……410マンエン
○ 実用性の高さとスポーティさを見事に両立。実にハイレベル。
扱いやすいサイズに、ズボラなシフトも許容するエンジン。
だけど……トバせばトバすほどに凄さが際だつ。ビックリするような速度で旋回し、そこからさらにグイグイ曲がる。ホント楽しめます。
× 乗り心地は、ちと硬い。後席も荷室も、ちと狭い。つまり第一印象が、ちと悪い。
(webCG こんどー)

webCG 編集部
1962年創刊の自動車専門誌『CAR GRAPHIC』のインターネットサイトとして、1998年6月にオープンした『webCG』。ニューモデル情報はもちろん、プロフェッショナルによる試乗記やクルマにまつわる読み物など、クルマ好きに向けて日々情報を発信中です。
-
第876回:“ヨコハマ史上最高”が目白押し SUV向けスタッドレスタイヤの新製品「アイスガード8 SUV」を試す 2026.10.2 2026年9月1日に販売が開始された横浜ゴムのSUV用スタッドレスタイヤ「アイスガード8 SUV」。従来製品との比較で氷上性能を14%、雪上性能を4%、耐摩耗性能を11%アップさせたというその実力を、一足先に冬のテストコースで確かめた。
-
第875回:キモは氷上性能! ダンロップの新しいスタッドレスタイヤ「ウインターマックス アイスプロ」を試す 2026.7.1 違いは氷の上で表れる! ダンロップの新しいスタッドレスタイヤ「WINTER MAXX ICE-Pro(ウインターマックス アイスプロ)」に、冬の北海道で試乗。氷上性能を徹底的に追求したという新製品の、パフォーマンスの一端に触れた。
-
第874回:自動運転からワイパーまで! 自動車を支えるメガサプライヤー ボッシュのあくなき挑戦 2026.6.27 世界屈指のメガサプライヤー、ボッシュが開発中の新技術を披露! 市街地での高度な運転支援技術に、日本の方言にも対応した対話型AI、サーキット走行のノウハウを教えてくれるコーチング機能等々……興味深いその中身をリポートする。
-
第873回:ウエット路面に強み ミシュランの新タイヤ「パイロットスポーツ5エナジー」と「プライマシー5エナジー」を試す 2026.6.19 2026年1月29日に導入が発表されたミシュランの新製品「パイロットスポーツ5エナジー」と「プライマシー5エナジー」。これまでの特徴に加え、低燃費性能や耐摩耗性、ウエットグリップ性能のアップをうたう両モデルの走りを、クローズドコースで確かめた。
-
第872回:「フォレスター」がJNCAPで最高評価を獲得! “安全”に対するスバルの不断の取り組みに迫る 2026.6.6 相対速度100km/hの衝突後でも、普通にドアが開く!? 人気のSUV「スバル・フォレスター」が、日本の自動車アセスメントで最高評価を獲得した。安全なクルマづくりを第一とするスバルの取り組みを、群馬製作所で行われた衝突試験デモの様子とともにリポートする。
-
NEW
日産キックスX e-4ORCE(前編)
2026.10.18思考するドライバー 山野哲也の“目”レーシングドライバー山野哲也が新型「日産キックス」に試乗。デザインが新しいのはもちろんのこと、まさに下ろしたての最新のパワートレインを搭載。日産の大きな期待を背負ったコンパクトSUVである。箱根のワインディングロードでの印象を聞いた。 -
三菱eKクロスEV P(FWD)【試乗記】
2026.10.17試乗記三菱の軽乗用電気自動車(EV)「eKクロスEV」が、一部改良でデザインを刷新! 2022年発売の古参の一台は、台頭するライバルをどう迎え撃つのか? 最新モデルと比べても、キラリと光る魅力はあるのか? 軽EVのパイオニアが擁する一台の実力を確かめた。 -
写真で解説する「フィアット・グランデパンダ」
2026.10.16画像・写真ステランティスが「フィアットブランドの大きな柱のひとつとなる重要なモデル」と位置づける「グランデパンダ」が日本上陸。その具体的な見どころを、写真とともに解説する。 -
フィアット・グランデパンダ ハイブリッド ラプリマ(FF/6AT)【試乗記】
2026.10.16試乗記欧州を代表するコンパクトカーの一台である「フィアット・パンダ」が第4世代に進化。新たに「グランデパンダ」を名乗り、日本にやってきた。ずばり新型の見どころは車両の随所にちりばめられた初代モデルへのオマージュである。上位グレード「ラプリマ」の仕上がりをリポートする。 -
スズキの未来を徹底検証! 技術戦略説明会から“10年先のスズキの姿”を夢想する
2026.10.16デイリーコラム年間生産500万台で、Dセグメントまでカバーする巨大メーカーに!? スズキが発表した「10年先を見据えた技術戦略2026」を徹底検証。技術開発に製品開発、インドを核としたグローバル戦略などの中身を通して、「10年先のスズキの姿」を予想した。 -
賢い選択 ――キャデラック「LYRIQ」フラットプランのすゝめ――
2026.10.15投資家も太鼓判! 「キャデラック・リリック」×フラットプランという最適解<AD>クルマが変わり、時代も変われば“持ち方”だって変化する? お金のプロである投資家が、「キャデラック・リリック」の残価保証型リースを勧める理由とは? 夢の「2台持ち」をかなえる、最新電気自動車の賢い選び方を考えた。





























