VW「ゴルフ」に新開発TSIエンジン+7段DSGのエントリーモデル登場
2008.06.17 自動車ニュースVW「ゴルフ」に新開発TSIエンジン+7段DSGのエントリーモデル登場
フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは、「ゴルフ E」に代わるエントリーモデルとして、新開発TSIエンジン+7段DSGを搭載した「ゴルフ TSIトレンドライン」を2008年6月17日に発売した。
「ゴルフ TSIトレンドライン」は、2004年6月に登場したゴルフのエントリーモデル「E」の後継モデルとなる。
搭載されるエンジンは、1.4リッター直噴ターボ。今年2008年1月に登場した、ひとつ上の「TSIコンフォートライン」にも同じ1.4リッター直噴エンジンが搭載されるが、これはターボチャージャー+スーパーチャージャーのツインチャージャーであるのに対し、トレンドラインは、ターボのみのシングルチャージャーとなる。組み合わされるトランスミッションは、世界初の横置き7段DSGが採用される。
1.4リッターTSIシングルチャージャーユニットは、2リッターFSIエンジンと同等の最大トルク20.4kgmを1500rpmという低回転から発生し、0-100km/hの加速性能は、それを上まわるという。
また、同エンジンは、水冷式インタークーラーや小径ターボチャージャーの採用により、少ない排気で効率よくパワーを発揮。新設計の7段DSGとの組み合わせにより、「E」では12.8km/リッターだった燃費(10・15モード)を、15.4km/リッターへ20%アップ。日本で販売する歴代フォルクスワーゲンとして過去最高の低燃費を実現した。
7段DSGは、従来の6段から7段にすることにより、1速が約20%ローギヤードされ、一方、7速は約8%ハイギヤード化された。結果、低燃費、静粛性の向上に貢献したという。
エコアイテムとして、瞬間燃費や平均燃費などを表示する、マルチファンクションインジケーターも標準装備。
価格は、「E」より3.0万円アップの、248.0万円。
(webCG ワタナベ)
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