ホンダ、2008年のF1マシン「RA108」を発表【F1 08】
2008.02.04 自動車ニュース【F1 08】ホンダ、2008年のF1マシン「RA108」を発表
ホンダのF1チーム「Honda Racing F1 Team」は、2008年1月29日、今シーズン使用するF1マシン「RA108」を、イギリスのブラックリーで発表した。
2007年は車体まるごと地球の絵柄で包み込み、注目を集めたホンダのF1マシン。新型のボディカラーは白が基調となり、「アースカラー」はノーズのラインと車体後半に留まった。
開発にあたったのは、ブラックリーのオペレーションセンター、ブラックネルのHonda Racing Development、栃木県にある本田技術研究所。
エンジンは、FIAのレギュレーションにより主要な開発が凍結されているため、ほとんど去年と変わらず。トラクションコントロールなど運転補助装置は禁止され、FIAが導入した共通電子制御システム(ECU)が与えられた。エアボックスと排気管は、マシンの空力パッケージに合わせて、新しいデザインになった。
チームプリンシパルのロス・ブラウン氏によれば、「RA108は、安定した高い効率の空力性能を引き出すことに焦点を絞り、車体のレイアウトを、空力パーツやサスペンションに対していかに最適なコンビにまとめるかに集中した」とのこと。
チームは1月25日に、スペインのバレンシアで今シーズン初となるニューマシンのシェイクダウンを終了。今後、開幕戦メルボルンまでに空力パッケージなどをさらにアップデートする見通しだという。
(webCG 関)
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