■【コレはゼッタイ!】「ホンダCR-Z」:実現するかはファン次第
【車両概要】
「CR-Z」は、持続可能な自動車社会に向けてホンダが提案するスポーツカー。アグレッシブな外観と繊細なインテリアからなる軽量コンパクトな車体に、ハイブリッドのパワーユニットを搭載する。
【出展車紹介】「ホンダ CR-Z」は「CR-X」の再来か
■CR-Xと共通のドキドキ
1983年に初代「CR-X」(正確にはバラードスポーツCR-X)がデビューした当時、あのスタイルにシビれた私は、穴があくほどカタログを眺めていた。ただ、仕送り学生の分際では新車など高嶺の華で、もちろん手に入れることはできなかったのだが。
その頃のドキドキがこの「CR-Z」を見て蘇った。同じ“CR”でも昔のは“シビック・ルネッサンス”だったのに対し、今度のは“コンパクト・ルネッサンス”。時代にあわせてハイブリッドシステムを前提にしたスポーツになるなど、存在意義はまるで違うのに、結果としてかつてのCR-Xと共通の言語を持っているのは、CR-Xファンにとってうれしい部分。
2年後にはハイブリッドスポーツを市販化するというホンダ。ファンはそんな“らしいクルマ”を待ち望んでいるぞ!
(文=生方聡)
■大反響を巻き起こせ!
「ひと目会ったその日から、恋の花咲く時もある」だったのがこのクルマ。見た瞬間にピンときて、スペックも何も知らないままに近くにいたホンダの方に「ホントに売るんですか?」と尋ねました。
その答は、「モーターショーの反響次第です」。
冷静に中味をチェックすると、ハイブリッドシステムを備えているとのこと。どうやら「シビック・ハイブリッド」と共通のIMA(インテグレーテッド・モーター・アシスト)を搭載しているようです。つまり、かつての「CR-X」の進化型デザインに、「インサイト」から発展したテクノロジーを盛り込んだコンセプトモデル。
ちなみに、CR-Zは「Compact Renaissance Zero」の略。そのココロは、ライトウェイト・スポーツをゼロから復興させたい、といったところでしょうか。みなさん! 市販化のための「大反響」をぜひともよろしくお願いします!
(文=サトータケシ)
■市販車の実現に期待
「CR-Z」は、全長×全幅×全高は4080×1780×1280mmで、ホイールベースは2500mm。「それ以外にお知らせできるデータは全然無いんです」という謎のコンパクトスポーツ? がこのモデル。
パワーユニットはハイブリッドとあるものの「何と何のハイブリッド?」と尋ねてみると「……」。
ただし、これを叩き台としたカタチのモデルを将来市販する可能性は十分あるという。要は純粋な“デザイン・スタディ”と受け取れる。
昔の「CR-X」のルックスを彷彿とさせるところはあるけれど、それもまた大いに魅力的。前出サイズは日本にはもうひと回り小さくても……とも思えるものの、世界での販売を考えれば仕方ないところか。
すっかりミニバン&コンパクトカーメーカーになってしまったようにも思えるホンダだけれど、やっぱりココはこういうクルマを売ってくれないとダメっしょ!
(文=河村康彦)
■やっと具体的に思えてきた
各社どこも考えてる気がするハイブリッドスポーツカー。未来のクルマの中でもかなり現実的で、トヨタなんかその気になれば明日にでも発表できちゃう気もするが、なんだかんだでなかなか出てこない。
そんななか、これはこういうイメージまま出てくるんだろうなぁ……、と素直に思えたのが「ホンダCR-Z」だ。名前といいカタチといい、現実的でありつつ、スポーティ。なぜならデザインの核は現実に1980年代にあった傑作FF「CR-X」に他ならないからだ。
というか今あのデザインを考えると、カタチのわりに逆に中身はフツーだったなぁ……と思う。そう、ハイブリッドカーにして中身と外見のイメージのバランスがやっと合ってきたようにも思えるのだ。ホンダはつくづくデザイン遺産を多く抱えてるメーカーだ。
(文=小沢コージ)
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