■【出展車紹介】「ボルボC30 リチャージ・コンセプト」低公害と安全に取り組む新たな姿勢に注目
ボルボは東京ショーに13台のモデルを出品する。中でも注目すべきはコンセプトカーの「C30 リチャージ・コンセプト」だ。
■バッテリーだけで100km走る!
「C30 リチャージ・コンセプト」は、エンジンとバッテリー/モーターを両方搭載するものの、いわゆるハイブリッド車とは違い、バッテリーの動力だけで走行する点が大きな特徴である。
エンジンはバッテリー容量が少なくなった場合のみ作動し、動力源として利用されることはない。これによりCO2の排出や燃料の消費は現在の優秀なハイブリッド車とくらべても格段の低レベルに収まるという。
ハイブリッド車はあくまで無公害車実現までの橋渡し的存在でしかないが、このリチャージ・コンセプトが現実のものとなった日には、さらに大きな歩みを進めたといえるだろう。
■新型「V70/XC70」をはじめ話題の装置も
次に注目したいのが新しい「V70」と「XC70」だ。V70に関していえば3世代目となるニューモデルがこの東京ショーでお披露目となるのだ。じつに7年ぶりのフルチェンジなのでV70/XC70オーナーは目を離せないだろう。
新型の特徴はさらに進化したスカンジナビアン・デザインを身にまとったこと、定評ある安全技術を一段と高めたことだが、後者には2段階調整機構付きの統合型チャイルドクッションも含まれている。
快適性能では、スウェーデン喘息アレルギー協会が承認条件を満たした「クリーンゾーン・インテリア」を実現したこと、デンマークのディナウディオ製スピーカーに代表される高級オーディオの搭載なども特筆事項だ。
ほかにも現行モデルとして「C30」や「S80」「XC90 V8」などが展示される。
また、それにも増して興味深い出展が「アルコガード」と呼ばれる飲酒運転防止装置だ。これも9月のフランクフルトショーで発表され、話題を呼んだもので、燃料電池を利用するというところがおもしろい。仕組みは、ドライバーがエンジン始動前に車載型のハンドセットに呼気を吹き込むことで血液中のアルコール濃度を測定し、その濃度が基準値以上だった場合はエンジンがかからないというもの。2008年よりまずはスウェーデンで発売予定という。
(別冊単行本編集室 尾澤)
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