
1968年5月に初代カローラ・シリーズに追加された「カローラ・スプリンター」。セミファストバックだったセダンのルーフをファストバックに改めたクーペモデル。エンジンは当初1100ccで、69年9月に1200ccに拡大された。
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1968年5月に初代カローラ・シリーズに追加された「カローラ・スプリンター」。セミファストバックだったセダンのルーフをファストバックに改めたクーペモデル。エンジンは当初1100ccで、69年9月に1200ccに拡大された。
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70年5月、カローラがフルモデルチェンジを受けた際にカローラ・シリーズから独立した「トヨタ・スプリンター」。これは高性能版の「1200SL」。
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フルチェンジと同時に新たに誕生した、スプリンターとボディを共有する「カローラ・クーペ」。こちらもグレードは「1200SL」で、中身はスプリンター版とまったく同じだが、カローラ・セダンに準じたおとなしい顔つきとなっている。
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66年11月にデビューした初代カローラの、初期型のインパネ。当時の国産小型車では珍しかった4段フロアシフトとともに、円形メーターがスポーティな印象を演出していた。
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70年5月、スプリンターの独立に伴い新設された「カローラ・クーペ1200SL」のインパネ。木目化粧板にタコメーターを含む3連メーターを備えている。スプリンター版もエンブレムが異なるのみである。
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黒塗りのパネルに2連メーターをフィーチャーした「カローラ・クーペ1200デラックス」のインパネ。とはいえ、デザインはセダンの「カローラ1200デラックス」とまったく同じだった。
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セダンと共通の「カローラ・クーペ1200デラックス」に対し、ステアリングホイールが3本スポークとなり、コンソールボックスが装備されるなど、スポーティ&ラクシュリーな味付けがされているが、なぜか専用の角形メーターを採用した「スプリンター1200デラックス」のインパネ。「1400ハイデラックス」もパネルが木目化粧板仕上げとなるだけで、デザインは同様である。
『第53回:「これっきりモデル」in カローラ・ヒストリー〜その4「謎のスプリンター」〜』の記事ページへ戻る