
67年5月に市販開始された「コスモスポーツ」用の2ローター・ロータリーエンジン。491cc×2から最高出力110ps/7000rpm、最大トルク13.3kgm/3500rpmを発生した。翌68年7月に出た普及型ロータリー第1弾の「ファミリア・ロータリークーペ」では100psにデチューンされていたが、それでもリッターあたり100馬力。つまり軽規格に収めた1ローター・360ccでも、 36psは固かったと思われるが、当時は40ps以上になるだろうと噂されていた。
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67年5月に市販開始された「コスモスポーツ」用の2ローター・ロータリーエンジン。491cc×2から最高出力110ps/7000rpm、最大トルク13.3kgm/3500rpmを発生した。翌68年7月に出た普及型ロータリー第1弾の「ファミリア・ロータリークーペ」では100psにデチューンされていたが、それでもリッターあたり100馬力。つまり軽規格に収めた1ローター・360ccでも、 36psは固かったと思われるが、当時は40ps以上になるだろうと噂されていた。
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72年7月に発売された「シャンテ」。ボディは2ドアのみ、水冷2ストローク2気筒エンジンによるFRというごく平凡な設計で、360cc軽最長のロングホイールベース(2200mm)を特徴として謳っていた。
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この角度からはエンジン形式がわからないが、ロータリーの代わりに登用されたシャンテの水冷2ストローク2 気筒エンジンである。最高出力35ps/6500rpm、最大トルク4.0kgm/5500rpmのスペックはトップクラスだったが、騒音、振動などの点で評判は芳しくなかった。
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シャンテの生産中止から15年近い空白を経た89年11月、現在は消滅した販売チャンネルである「オートザム」ブランドから復活した「キャロル」。スズキ・アルトのランニングシャシーにマツダ独自のボディを載せた、いわば「着せ替えアルト」だった。
『第41回:『小さな高級車』マツダ・キャロル(1962〜70)(最終回)』の記事ページへ戻る