
62年5月に追加された「キャロル・デラックス」。R360クーペの場合と同様にツートーンカラー、クロームのモールディング、ホワイトウォールタイヤなどでドレスアップ。
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62年5月に追加された「キャロル・デラックス」。R360クーペの場合と同様にツートーンカラー、クロームのモールディング、ホワイトウォールタイヤなどでドレスアップ。
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デラックスのインテリア。シートや内張りは布とビニールレザーのコンビネーションとなり、フロアカーペットが敷かれた。リアウィンドウにはカーテンが備わる。
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62年11月に発売された「キャロル600」。キャロルのプロトタイプである「マツダ700」を市販化したようなモデルで、4ドア化されたボディにオーバーライダー付きの大型バンパーを装着。そのため外寸は軽規格をはみ出しているが、ボディそのものは規格内に収まっている。この4ドアデラックスのほか、4ドアスタンダード、2ドアスタンダードが用意された。
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63年9月、360にも4ドアモデルを追加。2ドアと同様にスタンダード(写真)とデラックスが用意された。
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66年10月にマイナーチェンジを受け、マスクはご覧のように変わった。スッキリとまとまってはいるが、可愛らしさという点ではオリジナルのほうが勝っていたようにも思える。
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テールランプが丸形から角形となり、グリルがクロームメッキ仕上げとなったリアエンド。
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上面にクラッシュパッドが張られ、メーターナセルやパネルがつや消しの黒になるなど、インパネもアップデートされた。
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スペアタイヤをエンジンルームに移したことで生まれた小さなトランクルーム。その下には燃料タンクがあり、右前方に給油口が見える。
『第39回:『小さな高級車』マツダ・キャロル(1962〜70)(その3)』の記事ページへ戻る