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フェリッペ・マッサらがオープニングラップでクラッシュし、1回目のセーフティカー導入。再スタート、冷えるタイヤで充分なグリップを得られないジェンソン・バトン(写真手前右)を、アロンソ(左)があっという間にとらえ、首位は逆転した。(写真=Renault)
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アロンソ、通算10勝目をマーク。チャンピオンシップでは、2位ライコネン/ジャンカルロ・フィジケラの倍、28点でトップに立つ。
チームメイトでマレーシアGPウィナー、フィジケラは、グリッドでエンストしピットスタート。テレメトリーが働かないなどトラブルに見舞われながら5位まで追い上げた。(写真=Renault)
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ラルフ・シューマッハー(写真)は、6番グリッドからスタート。途中ピットレーンのスピード違反でドライブスルーペナルティを受けるも、セーフティカーランの混乱に乗じて終わってみれば3位入賞。いっぽうトヨタのもうひとり、ヤルノ・トゥルーリは、1周目に他車と接触し0周リタイアとなった。(写真=Toyota)
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予選での速さはあったジェンソン・バトンと「ホンダRA106」(写真手前)。しかしレースではグリップ不足で1位から徐々に後退した。5位入賞間近、最終コーナーでエンジンがブロー、マシンはゴールライン直前でストップし結果10位完走扱いとなった。ポイントは逃したが、ゴールしなかったことで、次戦のエンジン交換による10グリッド降格ペナルティは免除された。
チーム移籍後苦戦をしいられているルーベンス・バリケロは、ブレーキに問題を抱えながら何とか7位完走、今年初のポイントを獲得した。(写真=Honda)
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“本家”ホンダのバリケロを抑えて13位を走行するなど、力走をみせた佐藤琢磨(写真手前)。佐藤は終盤左フロントホイールに問題が発生しピットインを余儀なくされたが、12位で完走。13位で初完走した井出有治とともにスーパーアグリ・ホンダは3戦目にして2台がフィニッシュを迎えた。
なお佐藤には、先行する3位のラルフ・シューマッハーを抜かせなかったことで青旗無視を言い渡されたが、“おとがめ”どまりだった。(写真=Honda)
『【F1 2006】第3戦オーストラリアGP、波乱のレースでアロンソ2勝目』の記事ページへ戻る
