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予選4位から2位表彰台へ。ポールシッターのファン・パブロ・モントーヤが戦列を去ったことで、3位でよし、と思っていたアロンソに、2位のポジションが“プレゼント”された。
アロンソはポイントを111点とし、ライバルのライコネンとの差は25点となった。次戦ブラジルGPで初タイトル獲得に挑む。(写真=ルノー)
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5年以上1-2フィニッシュのないマクラーレン。予選では4年ぶりのフロントロー独占に成功し、レースでも1位ライコネン、2位モントーヤの理想形でゴール目前まで迫ったが……。
残り4周、モントーヤ(写真手前)はラップ遅れのアントニオ・ピッツォニアと接触、1-2は夢と消えた。
コンストラクターズランキングは、1位ルノー152点対2位マクラーレン146点、こちらは僅差で争われている。(写真=メルセデスベンツ)
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11周目に発生したジャンカルロ・フィジケラの大クラッシュでセーフティカーが導入。幸運にもその前にピットインしていたラルフ・シューマッハーは、他のマシンが続々とピットへ入るなかポジションアップに成功し、再スタート後は2位にまでのぼりつめ首位モントーヤを追い立てた。23周目、2度目のピットインで、スタンダードウェットからドライタイヤに賭けたが、これが裏目に出てスピン。再度ピットでウェットへ交換し14位まで後退、それでもポイント圏内の7位まで挽回した。(写真=トヨタ自動車)
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スタートで4台を抜き6位を走行した佐藤琢磨。好走をつづけるかに見えたが、セーフティーカー後の再スタート時、ブレーキングポイントをミスし前を走るミハエル・シューマッハーを小突き、両車はスピン、リタイアをきっした。
一方、チームメイトのジェンソン・バトンは、タイヤ交換でドライに賭け失敗したドライバーのひとりだったが、16位から見事に順位をあげ、結果3位でゴール。これでBARホンダは、コンストラクターズランキングでレッドブル・レーシングを抜き、6位となった。(写真=本田技研工業)
『【F1 2005】第16戦ベルギーGP、ライコネン6勝目で首の皮一枚、アロンソは2位』の記事ページへ戻る
