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スタートシーン。ポールシッターのアロンソ(左)に、2番グリッドのヤルノ・トゥルーリ(右)が続いた。ペースのあがらないトゥルーリにより後続が数珠繋がりとなり、アロンソ独走を許した。(写真=フェラーリ)
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金曜日にエンジン交換せざるを得なかったキミ・ライコネンにとって、表彰台がもっとも現実的なターゲット。燃料を多く積載し13番グリッドからスタート。29周まで第1スティントを引っ張り、見事2位へのジャンプアップに成功した。10グリッド降格のペナルティさえなければ、レース展開はまったく違ったものになっていただろう。(写真=メルセデスベンツ)
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予選では好調、決勝では不調。ヤルノ・トゥルーリは、2番グリッドから好スタートをきったものの、早々にオーヴァーステアに悩まされペースがあがらず。「レースを通して後続を抑えるべく奮戦を続けたが、後続車が基本的に我々よりも速かったこともあり苦戦を強いられた」(本人談)。それでもトヨタは、ラルフ・シューマッハーとともにダブル得点に成功。コンストラクターズランキングでウィリアムズを抜き、4位となった。(写真=トヨタ自動車)
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ライコネンが予選で降格したことで2列目からのスタートとなった佐藤琢磨。ルーベンス・バリケロに交わされ序盤は5位を走行。給油後、バリケロをコース上で追い抜くなどしたが、26周目、5位トゥルーリをパスしようとした際に失敗しコースアウト、10位までドロップ。その後前車が巻き上げた小石を避けるため再度コースをはみ出し、結果11位で完走した。「僕自身がポイントを取れなかったことはとても残念ですが、チームが5ポイントを獲得できてとても良かったです」(本人談)。
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ルノーのトップとしてGP初お目見えとなったカルロス・ゴーン(中央)とルノードライバー。(写真=ルノー)
『【F1 2005】第10戦フランスGP、ルノーの地元でアロンソ5勝目!』の記事ページへ戻る
