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第2戦から3連勝、スペイン人初のポイントリーダーとなったアロンソに、地元の視線は釘付け。熱心なファンのみならず、スペインのキング・フアン・カルロスもサーキットに駆けつけた。(写真=ルノー)
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そのアロンソだったが、スペインで4連勝はならず。序盤リアタイヤのブリスター(火ぶくれ)に悩まされ、ライコネンに先行を許してしまった。それでも2位入賞&開幕から全戦ポディウムは立派。レース後、多くの観客を前に、「(2位でも)勝った時と同じような気分だ」と語った。(写真=ルノー)
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力強い走りを披露したトヨタ勢。予選ではラルフ・シューマッハー4位、ヤルノ・トゥルーリ5位と好位置につけ、レースでは2台が3位を争い、トゥルーリ(写真)が3度目の表彰台にあがった。
コンストラクターズランキングでは1位ルノー(58点)に次ぐ2位(40点)と、引き続きナンバー2の位置にいるが、復活の狼煙をあげたマクラーレン(37点)が間近に迫っている。(写真=トヨタ自動車)
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「予想よりタフなレースだった」とコメントするのは、フェラーリを率いるジャン・トッド。燃料重めでスタートした「フェラーリF2005」駆るミハエル・シューマッハー(写真)は、2位に入った前戦サンマリノ同様、予選中盤(8番手)からライバルより長めの第1スティントを走り上位を目指していたのだが、タイヤに足もとをすくわれリタイアした。2度のパンク、しかも両方とも負荷が大きい左側ということもあり、ブリヂストンは調査をするとしている。
エンジン交換で10グリッド降格、1ストップ作戦で臨んだルーベンス・バリケロは、タイヤのブリスター、マシンのバランスに苦戦しながら9位完走を果たした。(写真=フェラーリ)
『【F1 2005】第5戦スペインGP、ライコネン独走で今季初V、ルノー連勝にストップ』の記事ページへ戻る
