
【語ってくれた人】熊谷義彦(くまがい よしひこ)さん/1984年入社。四輪車両実験部や開発推進部を経て、2010年2月に四輪製品・技術企画部に配属。現職となったのは2011年4月のことで、今回「スペーシア」のチーフエンジニアとして開発を指揮した。
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【語ってくれた人】熊谷義彦(くまがい よしひこ)さん/1984年入社。四輪車両実験部や開発推進部を経て、2010年2月に四輪製品・技術企画部に配属。現職となったのは2011年4月のことで、今回「スペーシア」のチーフエンジニアとして開発を指揮した。
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車内の広さが一目で伝わるよう気を配ったというスタイリング。四角いボディーの中には、子育て家族のための工夫とアイデアが満載されている。
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張り出しを抑えた形状のインパネ。広々とした視界や左右ウォークスルーのしやすさ、クラストップの室内長などに貢献する。(写真=webCG)
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車内にはボックスティッシュが置けるスペースを2カ所も用意。ディーラーオプションのユーティリティーボックスを使えば、ゴミ箱としても使える。
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軽乗用車初の装備となる後席のロールサンシェード。これも子育てオーナーからのヒアリング、およびユーザーカーの調査で必要性に気付いたものだ。
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注目すべきはボックスティッシュの収納だけではない。例えばドアには上下2段のポケットを完備。下段にはA4サイズの分厚い地図もすっぽり収まる。
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メインターゲットはずばり女性ユーザー。CMキャラクターには女優の堀北真希さん(写真)を起用している。(写真=webCG)
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自転車が積めることは、中学生、高校生の子供がいる家族がクルマに求める大事な条件。雨の日のお迎えなどで、通学に使う自転車を置き去りにしないで済む。(写真=webCG)
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後席をたためば、写真の通りの広い積載空間を確保できる。より簡単になった後席格納の方法も、従来モデルの「スズキ・パレット」から進化したポイントだ。
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エンジンやパワートレインについてのこだわりを語る熊谷さん。高効率のパワーユニットや軽量なボディー、ブレーキ回生システムに代表されるエネルギーマネジメント技術などの投入により、燃費は自然吸気のFF車で29.0km/リッター(JC08モード)を誇る。
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車両重量は「X」のFF車で850kgと軽量。Xと「T」にはフロントスタビライザーも備えられており、軽ハイトワゴンにつきもののフラつきをうまく抑え込んでいる。
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