
【スペック】W12:全長×全幅×全高=5055×1903×1450mm/ホイールベース=2881mm/車重=2297kg/駆動方式=4WD/6リッターW12SOHC48バルブ(420ps/6000rpm、56.1kgm/3000rpm)
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【スペック】W12:全長×全幅×全高=5055×1903×1450mm/ホイールベース=2881mm/車重=2297kg/駆動方式=4WD/6リッターW12SOHC48バルブ(420ps/6000rpm、56.1kgm/3000rpm)
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いわゆる「D」セグメントに参入するフェートン。このセグメントの全世界における市場規模は、23万台と見積もられる。
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フェートンの技術的ハイライト、6リッターW12ユニット。15度のバンク角をもつV6を、72度のバンク角で組み合わせたエンジンである。無段階可変吸気および2ステージの排気側可変カムシャフト機構をもつコンパクトなパワープラント。
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「クラシックヨットを彷彿させる」とプレス資料に謳われるインパネまわり。ウッドパネルを多用した、オーソドクスなもの。
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車内を4つのエリアにわけたフルオートエアコン「4ゾーン・クリマトロニック」がフェートンのジマン。リアシートも、左右別々に温度を調節できる。
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フロント=4リンク、リア=ダブルウィッシュボーンの、実質4輪ダブルウィッシュボーン/エアスプリングの足まわり。車高を3段階(ノーマル/+25mm/−15mm)に、ダンパーモードを4段階に変更可能だ。ブレーキシステムは、W12のフロントには18インチのアルミ製モノブロック8ピストン(!)キャリパーが奢られる。
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W12の前席には、18wayのパワーシートが、ほかのモデルには12wayが装備される。
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標準では3座だが、写真のように2座シングルシートも選択できる。この場合、ドアを開くと自動的に座面が100mm後退する「イージーエントリーシステム」が装備される。
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ステアリングホイールの後には、シフト用のパドルが用意される。
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ベーシックなV6。従来横置きで使われていた2.8リッターV6を、排気量を拡大し、縦置きで使う。6段MTを標準とし、オプションで5段ATを組み合わせることもできる。
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レーザー溶接が多用された、3万7000Nm/deg以上のボディ剛性を誇る。使用されるスチール材は、100%亜鉛メッキが施され、サビにも強い。
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『フォルクスワーゲン・フェートンW12(5AT)【海外試乗記】』の記事ページへ戻る