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デビュー初年度の2012年に、全世界で10万8598台が販売された「レンジローバー イヴォーク」。年間販売台数35万台規模のジャガー・ランドローバーにとって、もはや欠かすことのできないモデルとなっている。
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2014年モデルは、ドライブトレインのほかに装備も大幅に強化。接近する車両の存在をドライバーに知らせる「ブラインドスポットモニター」や、自動操舵(そうだ)機能によって駐車をサポートする「パークアシスト」、エマージェンシーブレーキ機能付きのアダプティブクルーズコントロールなどを採用している。
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日本仕様のシート表皮は、「ピュア」がパーシャルレザー、5ドアの「プレステージ」がオックスフォードレザー、3ドアの「ダイナミック」がグレインレザーとなる。今回の改良では、インテリアのカラーオプションが変更された。
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駆動システムには、必要に応じて4WDとFFとを使い分けるオンデマンド式の4WDを採用。車速約35km/h以上の安定走行時にはFFで走行。必要に応じて、300ミリ秒以内という速さで4WDに切り替わる。
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「レンジローバー イヴォーク」の2014年モデルは、視認性を向上させるためにサイドミラーの形状を変更するなど、外装の一部にも手を加えている。
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トランスミッションは9段ATと、従来の6段から一気に3段も多段化。同時に、アイドリングストップ機構も採用している。
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エンジンは150psと190psの2.2リッター直4ディーゼルターボと、240psの2リッター直4ガソリンターボの3種類。日本へは、これまで通りガソリンエンジン車のみが導入される。(写真は190ps仕様のディーゼルエンジン)
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今回の改良では、グリルやホイール、テールゲートを飾る「LANDROVER」バッジのデザインも変更された。
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2014年モデルでは、新たに3種類のデザインのアロイホイールを追加。「ダイナミック」専用オプションの「ブラックデザインパック」には、グロスブラックの20インチ9スポーク鍛造ホイールを設定している。
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ランドローバー・レンジローバー イヴォーク
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『ランドローバー・レンジローバー イヴォーク(4WD/9AT)【海外試乗記】』の記事ページへ戻る