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基本的なスタイリングやプロポーションは維持しつつ、ラジエーターグリルが六角形とされるなど、外装の細部には新しい解釈が加えられた。写真は「クーパーS」。
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現時点での本国におけるバリエーションは「クーパーS」(2.0直4)、「クーパー」(1.5直3)、「ONE」(1.2直3)、「ONE D」および「クーパーD」(ともに1.5直3ディーゼル)の5種類(すべてターボ)。写真は「クーパーS」。
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「ニューMINI」の外装のポイントのひとつ「サイドターンインジケーターエレメント」(サイドウインカー周辺)のデザインが改められた。
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ボディーサイズは全長が81mm、全幅が42mm拡大され、ホイールベースが30mm延長された(日本仕様と比較した場合)。Cd値は0.28(クーパーSは0.31)。写真は「クーパー」。
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「クーパーS」には192psと28.6kgm(オーバーブースト時:30.6kgm)を発生する2リッター直4ターボエンジンが搭載される。
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「クーパー」のエンジンは1.5リッター直3ターボで、136psと22.4kgm(オーバーブースト時:23.5kgm)を発生。
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内装の基本デザインは従来型から踏襲するものの、外装同様、細部には“再解釈”が加えられている。アナログ表示の速度計は通常位置(ステアリングコラム上)に移され、センターメーター部にはエアコン、インフォテインメント、ナビゲーションなどの情報が表示される。
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センターメーターの周囲はLEDを用いた発光システムが備わっており、操作に応じてドライバーが設定した色で発光させられるようになっている(本国ではオプション設定)。(クリックすると色が変わる様子が見られます)
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「ONE D」を除くすべてのモデルにトルコン式の6ATが用意される。さらに「クーパーS」には、シフトスピードが速い「スポーツオートマチックトランスミッション」が設定される(いずれも本国の場合)。
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新しいシート構造の採用により、前席の調整範囲が拡大された。写真はスポーツシートが標準で備わる「クーパーS」。
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後席は従来型と比較してショルダールーム、フットルームが拡大され、乗降のしやすさも改善されているという。
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ゴーカートフィーリングを際立たせるため、新型のサスペンションは材質選定と形状面から見直された。前サスペンションではピボットベアリングにアルミを、アクスルキャリアとアームに超高張力鋼を用い、コーナリング時の俊敏さと正確さを向上させているという。
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アナログの速度計は、センターメーターからステアリングコラム上に移された。
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新型では、6AT車にもエンジンのオートスタートストップ機能が加わった。また同じく6AT車には、巡航時にドライブトレインの接続を切り離し、エンジンをアイドリング状態にする(50~160km/hで作動)コースティング機能が採用された。
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走行モード切り替え機構「MINIドライビングモード」には、「MID」(標準設定)、「SPORT」および省エネ志向の「GREEN」の計3モードがある。
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5MTのシフトレバーまわり。レバー基部のリングがドライビングモードの切り替えスイッチとなっている。
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新型ではセンターパネル下方の中央にある赤いトグルスイッチでエンジンの始動と停止が可能になった。
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ラゲッジルームの容量は従来より51リッター大きい211リッター(通常時、VDA法)。後席の背もたれは6:4の2分割可倒式。(クリックすると後席が倒れる様子が見られます)
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新型「MINI」の日本導入は2014年4月の予定。
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MINIクーパーS
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MINIクーパー
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『MINIクーパーS(FF/6AT)/クーパー(FF/6MT)【海外試乗記】』の記事ページへ戻る