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3代目となる新型「マセラティ・ギブリ」は、過去2代の2ドアモデルとは異なる4ドアサルーンとして、2013年4月の上海モーターショーでデビューした。
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アグレッシブな表情を見せるヘッドランプは、LEDのポジショニングランプを内蔵。
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インテリアの様子。ダッシュボードのカラーは、写真の「ネロ(黒)×クオイオ(茶)」のほか、赤系を含む3種類が用意される。
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8段ATをつかさどる電子制御式シフトレバー。その左側には、走行モードの選択スイッチがずらりと並ぶ。写真でシフトレバーの右側に見えるのは、電動式パーキングブレーキの操作スイッチ。
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リアビュー。リアホイールアーチで交錯する2本のキャラクターラインもデザイン上の特徴だ。
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快走する「ギブリS Q4」。その姿は「4ドアサルーンでありながらスポーツクーペのようなスタイル」とアピールされる。
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マセラティによれば、シート(写真)のデザインは、「ギブリ」のインテリアでとりわけこだわった部分とのこと。
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フロントに縦置きされる、3リッターV6ユニット。2基のターボを備えており、410psと51.6kgmを発生する。
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「ギブリS Q4」の0-100km/h加速タイムは、4.8秒。FRの「ギブリS」(同5.0秒)よりも高いパフォーマンスを発揮する。
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最高速度は、FRの「ギブリS」が285km/hで、4WDの「ギブリS Q4」は284km/h。わずかながら、両モデルの間には差が生じる。
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テスト車は、標準サイズ(18インチ)よりも大きな、「プロテオ」と呼ばれる19インチアルミホイール(写真)を履く。なお、「マセラティ・ギブリ」には、18インチから21インチまで計7種類のホイールが用意されている。
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「ロングホイールベースがもたらす広々とした空間」とうたわれるキャビン。後席(写真)の乗車定員は3人で、中央席には、あらかじめヘッドレストが備わる。
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トランクルームの容量は、標準で500リッター。6:4分割可倒式の後席を前方に倒すことで、さらに拡大できる。(画像をクリックするとシートの倒れるさまが見られます)
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「ギブリS Q4」の4WDはオンデマンド型。通常は後輪を駆動するが、必要に応じて、4輪それぞれに最適なトルクを配分する。
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左に速度計、右にエンジン回転計をレイアウトする2眼式のアナログメーター。その間にある液晶画面には、さまざまな車両情報が表示される。
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トランクルームのフロア下には、スペアタイヤが常備される。
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グリルをはじめ、内外装のいたるところに添えられるトライデントのエンブレム。写真はCピラーのもの。
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日本国内では1010万円(消費税5%を含む)で扱われる「ギブリS Q4」。FR車「ギブリS」の価格は70万円安の940万円で、その差額には4WDシステムのほか「電動調節式フットペダル」や「リアシートヒーティング」などが含まれる。
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マセラティ・ギブリS Q4
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インテリアは、基本的に左右対称なデザインが採用されている。写真のウッドパネルは「エボニー」と呼ばれるもの。ほかに「ラディカ」と「カーボン」が選択できる。
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日本で扱われる「ギブリ」のエンジンは、ガソリンのV6のみ。海外では、マセラティ史上初となるディーゼル車もラインナップされる。
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フロントフェンダー後端のエアアウトレットの意匠は、ほかのマセラティ車にも見られるディテールだ。
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『マセラティ・ギブリS Q4(4WD/8AT)【試乗記】』の記事ページへ戻る