
-
-
「ヴェゼル」は2013年12月に発表、発売されたホンダのコンパクトSUVだ。車名の「VEZEL」とは、宝石のカット面などを表す「bezel」という単語と、乗り物を表す「vehicle」とを組み合わせた造語だ。
-
ウィンドウのモールに隠すように備えられたリアドアのアウターハンドル。テールランプのデザインなどは、純ガソリン車とハイブリッド車で異なっている。
-
「ハイブリッドX・Lパッケージ」は、フロントに本革とファブリックの、リアに「プライムスムース」と呼ばれる合成皮革とファブリックのコンビシートを採用。
-
リアシートは6:4の分割可倒式。「フィット」や「N-BOX」などと同じく、座面にはチップアップ機構が備えられている。
-
純ガソリン車にハイブリッド車、FF車に4WD車と、豊富に取りそろえられたバリエーションも「ヴェゼル」の特徴だ。
-
「ヴェゼル」や「フィット」のハイブリッド車が採用する「スポーツハイブリッドi-DCD」は、発電と走行補助を1つのモーターでまかなうタイプのシステム。走行用バッテリーはリチウムイオン式で、5.0Ahの容量を持つ。
-
各グレードともインテリアカラーはブラックの設定。ハイブリッド車の上級グレード「ハイブリッドZ」のみ、ジャズブラウンとブラックの組み合わせとなる。
-
「ハイブリッドX・Lパッケージ」と「ハイブリッドZ」、純ガソリン車の「S」は、ほかのグレードより一回り大きな215/55R17サイズのタイヤを採用。テスト車にはダンロップ製のスタッドレスタイヤが装備されていた。
-
「ヴェゼル」のハイブリッド車の燃費は21.6~37.0km/リッター。純ガソリン車でも19.0~20.6km/リッターという燃費を実現している(いずれもJC08モード)。
-
オートエアコンの操作はタッチパネル式。テスト車には、スマートフォンのような感覚で操作できるというメーカー純正のナビゲーションシステムが装備されていた。
-
センターコンソールにピアノブラックの加飾パネルがあしらわれるのはハイブリッド車のみ。またハイブリッド車は写真のシフトセレクターを採用するのに対し、純ガソリン車はシンプルなI字型のシフトゲートとシフトノブの組み合わせとなる。
-
「ハイブリッドX・Lパッケージ」は、ラゲッジルームに簡単に取り外しできるトノカバーを標準装備。使用しないときは、小さくたたんで助手席のシートバックポケットなどにしまうことができる。(写真をクリックすると、シートの倒れる様子が見られます)
-
-
せっかくスタッドレスタイヤを装着しているクルマが借りられたので、雪道で4WDの走破性能をチェック。(写真=鈴木真人)
-
「ヴェゼル」の4WDシステムは、通常はFFで走行し、状況に応じて後輪にも駆動力を配分するタイプ。「CR-V」などに採用されるシステムをベースに、専用の改良を施したものだ。(写真=鈴木真人)
-
フルカラーのマルチインフォメーションディスプレイなどを備えたハイブリッド車専用メーター。照明の色は、エコ運転の度合いによって青から緑に変化するほか、「スポーツモード」選択時には赤に切り替わる。
-
ボディーカラーは全8色。そのうち、「ミスティグリーン・パール」や「ルーセブラック・メタリック」などの3色が、ハイブリッド車の専用色となっている。
-
-
ホンダ・ヴェゼル ハイブリッドX・Lパッケージ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
『ホンダ・ヴェゼル ハイブリッドX・Lパッケージ(4WD/7AT)【試乗記】』の記事ページへ戻る