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ボディー側面のキャラクターラインに隠れたドアノブを引くと“シザードア”がスムーズに上昇する。目にも鮮やかなライムグリーンのボディーカラーは特別色の「ヴェルデ・イサカ」。
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サイドシルに刻まれた「アヴェンタドール(AVENTADOR)」のロゴタイプ。まるで呪文のよう。
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センターコンソールにずらりと並んだスイッチ群(機能はおおむねアウディのMMIに準じる)。その真ん中にある赤いカバーを跳ね上げると、エンジンスタート/ストップボタンが現れる。
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アルファベットの「Y」を思わせるデザインエレメントは、最近のランボルギーニにしばしば登場する。
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インテリアカラーはブラックかブラウンの単色が標準。オプションで、カラフルなツートンカラーとなるスポーティーなライン(ビコローレ・スポルティーヴォ)か、ブラウン/ベージュ系ツートンのエレガントなライン(ビコローレ・エレガンテ)が選べる。試乗車は前者。
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ランボルギーニ社創立50周年記念バッジ。カーボン製で「50」ロゴは職人が手書きしたものという。運転席側インストゥルメントパネル上に貼られる。同社50周年に当たる2013年に造られた「アヴェンタドール」と「ガヤルド」に装着された。
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「ビコローレ・スポルティーヴォ」オプションが選択された試乗車のインテリアカラーは「Verde Pan(グリーン)/Nero Ade(ブラック)」。シートもオプションの「フル電動&ヒーテッド・シート」(ヒートレベルは5段階切り替え)となっていた。
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ノーズ部には、週末の小旅行程度なら十分な容量のトランクスペースが備わる。
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駆動方式はハルデックスカップリングを用いた4WD。走行モード切り替え機構「ドライブセレクト」を備え、「ストラーダ」(ノーマルに相当)、「スポルト」(スポーツ)、「コルサ」(レース)の3モードが用意される。また、コルサモード下にはストール発進を可能とする加速力重視の「スラストモード」が隠されている。
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6.5リッターV12自然吸気“L539”エンジンは700psと70.4kgmを発生する。
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標準のタイヤサイズは前255/35ZR19、後ろ335/30ZR20。ただし試乗車には前20インチ、後ろ21インチとなるオプション品が装着されていた。カーボンセラミックブレーキが標準で、キャリパーは前が6ピストン、後ろが4ピストン。
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リアウイングは可動式。車体格納位置のほか中段固定と上段固定の全3ポジションがある。ドライブセレクトのモードによって動作パターンが異なるが、「ストラーダ」と「スポルト」時には、80km/h超で中段、130km/h超で上段へ自動でせりあがる。
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パワーウェイトレシオは2.25kg/ps(車重は1575kgで計算)、0-100km/h加速は2.9秒と発表されている。ちなみにステアリングのロック・トゥ・ロックは2.9回転。
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メーターはデジタル式。中心に速度表示付きタコメーターを据え、その左方に燃料計と水温計、右方に油圧計と油温計を表示する。
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ランボルギーニ・アヴェンタドールLP700-4
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『ランボルギーニ・アヴェンタドールLP700-4(4WD/7AT)【短評】』の記事ページへ戻る