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「スカイライン」としては「R32」世代以来の復活となる4気筒エンジン。基本的には「メルセデス・ベンツEクラス」や「Cクラス」に搭載されているものと共通で、211psの最高出力と35.7kgmの最大トルクを発生する。
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インテリアのデザインはハイブリッド車と共通。センターコンソールにはカーナビゲーションの画面に加え、インフォテインメントシステムなどの操作に用いるタッチスクリーンが備わっている。
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ボディーカラーはハイブリッド車と同じく全8色の設定。テスト車には4万3200円のオプションカラーである「HAGANEブルー」が採用されていた。
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ターボ車のラインナップは、装備の違いによる「200GT-t」「200GT-t Type P」「200GT-t Type SP」の3種類のみ。いずれもFRで、4WDの設定はない。
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メーターのデザインはハイブリッドも共通。速度計とエンジン回転計の間には、安全装備の警告やクルーズコントロールの作動状況、燃費などの車両情報を表示する5インチのカラー液晶ディスプレイが備わっている。
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「Type SP」と「Type P」に装備される本革シート。前席にはシートヒーターが採用されるほか、運転席にはドライビングポジションのメモリー機能も備わる。
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「200GT-t」はリアシートにアームレストスルー機構を採用。オプションで6:4分割式の可倒機構も用意される。
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ハイブリッド車に標準装備されるステアリング・バイ・ワイヤ機構は「200GT-t」には採用されていない。ハイブリッド車と同様、上級グレードの「Type SP」にはマグネシウム製のシフトパドルが備わっている。
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「200GT-t」のトランクルームの容量は500リッターと、ハイブリッド車より100リッター大きい。
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参考に、こちらは「350GTハイブリッド Type P」のトランクルーム。奥行きがなく、アームレストスルー機構も備わっていない。奥にはゴルフバッグの積み方を記したシールが貼られている。
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タイヤやホイールの仕様はハイブリッド車と共通。サスペンションについては、ハイブリッド車に採用しているダブルピストン式ショックアブソーバーは「200GT-t」には使われていない。
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シフトセレクターの手前には、カーナビなどのAV機器や、走行モード切り替え機構の操作スイッチを装備。走行モードは「SPORT」「STANDARD」「SNOW」「PERSONAL」の4種類から選べる。
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燃費は「200GT-t」で13.6km/リッター、その他の2グレードで13.0km/リッターとなっている(いずれもJC08モード)。
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日産スカイライン200GT-t Type SP
『日産スカイライン200GT-t Type SP(FR/7AT)【試乗記】』の記事ページへ戻る