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商用車ならではの、機能性に特化したインストゥルメントパネルまわり。トレーやポケット、ドリンクホルダーなど、収納は充実している。
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AGS(オートギアシフト)のシフトセレクター。引いてシフトアップ、押してシフトダウンの手動変速モードを備えている。
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シングルクラッチAT車なので、ペダルはもちろん2ペダル。キャビン側面のほぼ全体がドアとなっているので、乗降時のいわゆる「足抜き性」はよい。
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ボディーカラーは全3色。全8色を用意する「ダイハツ・ハイゼット」に一歩譲る。
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AGSのユニットを下から見たところ。日本では今回の「キャリイ」が初採用となるが、海外ではすでにAセグメント車の「セレリオ」に搭載されている。
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メーターは速度計のみの単眼式。モノクロの小さな液晶には、ガソリンの残量や走行距離とともに、シフトのポジションが表示される。
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AGSのカット模型。5段MTに、クラッチおよびシフト操作を自動で行う電動油圧式アクチュエーターを組み合わせたものだ。(写真=スズキ)
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AGS搭載車の燃費は、同じグレードの5段MT車を上回る19.4km/リッターを実現。価格は3段AT車と同額となっている。
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荷台の大きさは幅=1410mm、長さ=1940mm(フロア長は2030mm)。最大積載重量は350kgとなっている。
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タイヤサイズは145R12。テスト車はヨコハマ製の商用タイヤを装着していた。
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パワーユニットは、スズキの軽自動車用エンジンの主流となっている「R06A型」。最高出力50ps、最大トルク6.4kgmを発生する。
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舗装された農道を走る「キャリイ」。3.6mという最小回転半径により、狭い場所でも取り回しがしやすい。
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電動式のアシストを備えたステアリング機構を前方から見たところ。なお、最廉価グレードの「KC」にはパワーステアリングは備わらない。
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写真は助手席の座面を跳ね上げたところ。タイヤ交換に用いる工具は、ここに収まっている。
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シートは、運転席のみ前後スライド調整機構を採用。「KC」系の5グレードにはビニールレザー、上級グレードの「KX」にはファブリックを採用している。
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エアコンは温度、風量を個別に調整するマニュアル式。「KC」「KCパワステ」「KCパワステ農繁仕様」はエアコンレスとなる。
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スズキ・キャリイKCエアコン・パワステ
『スズキ・キャリイKCエアコン・パワステ(FR/5AT)【試乗記】』の記事ページへ戻る