
小沢にとって祝・初タイランドとなった今回の取材。訪問先は、最近新興国での攻勢を強めている日産の現地法人、日産モータータイランドである。
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小沢にとって祝・初タイランドとなった今回の取材。訪問先は、最近新興国での攻勢を強めている日産の現地法人、日産モータータイランドである。
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どこまでも続くタイの渋滞。こういう光景を見ると、自動車の普及がかなり進んでいるように思えるのだが、2013年の普及率は人口1000人に対して208台と、自動車生産量がはるかに少ないマレーシア(397台)にも負けている。(出展:OICA 2013年)
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街中を走る自動車の主役は、ズバリ日本車。こちらは「トヨタ・カムリ」のタクシー。
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小沢コージ(左)と、日産モータータイランドの吉本浩之社長(右)。
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日産は現在、タイのサムットプラカーン県に隣り合う形で2つの工場を持っている。このうち2014年7月に稼働した新工場は、「NP300ナバラ」の生産に合わせて開設されたものだ。
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日産の世界戦略コンパクト車「マーチ」。日本向けのものはタイ工場で生産される。(写真=日産自動車)
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工場の駐輪場にギッシリと駐車された従業員のバイク。タイの交通の主流は、今でもバイクのようだ。
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難しいお話が続いたのでちょっと一息。こちらはココナツミルクで炊いたもち米にマンゴーをトッピングした「カオニャオ・マムアン」。タイでは定番のデザートだ。
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日産の新型ピックアップトラック「NP300ナバラ」。優遇税制もあり、タイではピックアップトラックが人気を博している。
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「NP300ナバラ」のリアビュー。日産は同車を世界180以上の国で販売するとしている。
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「NP300ナバラ」のベアシャシー。タイでは自動車に物品税がかかるが、エコカーや代替燃料適合車でさえ17~25%の税率がかかるのに対し、ピックアップトラックの税率は3~12%に抑えられている。なお、「PPV(乗用ピックアップ車)」と呼ばれるピックアップトラックベースのSUVについても、税率は12%に抑えられている。(写真=日産自動車)
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「NP300ナバラ」には、エンジンや駆動方式だけでなく、ボディーについても標準とワイド、シングルキャブとダブルキャブなどのバリエーションが用意されている。
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エンジンには2.5リッター直4のガソリンとディーゼルを採用。後者には、163psと190psの2種類の仕様が用意されている。
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「NP300ナバラ」のインテリア。複雑な意匠のインストゥルメントパネルやアルミ調の加飾パーツなどにより、乗用車ライクな雰囲気でまとめられている。
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「NP300ナバラ」に装備される、後席用のエアコン吹き出し口。ライバルに対するアドバンテージのひとつだ。
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ルノー・日産とダイムラーは、「NP300ナバラ」のアーキテクチャーの一部を利用したピックアップトラックを共同開発し、メルセデス・ベンツブランドから発売すると発表している。「設計とデザインはダイムラーが行う」とのことだが、生産は世界各国の日産やルノーの工場が担うようだ。