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「ディスカバリー スポーツ」は新しいディスカバリーファミリーの先陣を切るモデル。2014年10月にパリモーターショーで世界初公開された。
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アルファベットの「T」を思わせる造形のダッシュボードは機能的なだけでなく、質感にも気を配られている(写真は「SE」グレード)。
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エンジンは2リッター直4ターボ(240ps、34.7kgm)のみ、トランスミッションはZFの9段AT(9HP48型)のみと、「イヴォーク」と同じ構成。欧州では2.2リッター直4ディーゼル2種(190ps版と150ps版)も用意される。
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プラットフォームの基本部分は「イヴォーク」と共用。しかしリアサスペンションはストラットではなくマルチリンクとなる。
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インテリアは2740mmのホイールベースがもたらす、前後方向に余裕がある空間が自慢(このページの室内の写真はすべて最上級の「HSEラグジュアリー」グレード)。
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2列目シートは前後方向に160mmのスライドが可能。
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3列目シートは30万円(「HSEラグジュアリー」の場合。その他のグレードでは33万7000円)のオプション。それなりに閉所感があり「5+2シーター」といった様子。
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ラゲッジルームの容量は981リッター(3列目を畳んだ状態)。最大で1698リッターまで拡大できる。
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4WDシステムはいわゆるオンデマンド式。第5世代のハルデックスカップリングを備える。
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テレインレスポンスの切り替えスイッチはセンターパネルの下部に備わる。用意される走行モードは4種類。
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インパネの中央に位置する8インチのタッチパネルにテレインレスポンスの作動状況が表示される。
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ATセレクターはジャガーと共通のダイヤル式。
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加速性能は0-100km/h加速が8.2秒で、最高速は199km/h(欧州仕様の場合)。
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速度計(左)の表示は240km/hまで。エンジン回転計(右)のレッドゾーンは6800rpmから。
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「SE」グレードの標準タイヤサイズは235/60R18。試乗車はオプションの235/55R19サイズを装着。
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試乗車のボディーカラーはコリス・グレイ。セットオプション「スタイルパック」を選ぶと、試乗車のようにコントラストルーフ(サントリーニ・ブラック)に仕立てることができる。
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ランドローバー・ディスカバリー スポーツSE
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『ランドローバー・ディスカバリー スポーツSE(4WD/9AT)【試乗記】』の記事ページへ戻る