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「ファイナルエディション」は初代「ランエボ」(1992年10月登場)から約23年間にわたる歴史の最後を飾る特別仕様車。ベースは「ランエボX GSR」の5MT車。1000台限定。予約受付はすでに4月10日に始まっている。
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ボディーカラーは、レッドメタリック(写真)、チタニウムグレーメタリック、ファントムブラックパール、ライトニングブルーマイカ、ホワイトパールの5色。
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室内では、ステアリングホイール、シフトノブ、パーキングブレーキレバーなどにレッドステッチが入る。
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すべてのボディーカラーで、ルーフをブラックマイカに塗り分けるオプションが用意される(写真はレッドとブラックのツートン)。
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試乗の舞台は富士スピードウェイのショートサーキット(全長810m以上)。メインストレートは約230m。天候はあいにくの雨。
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2リッター直4ターボエンジン(4B11型)は新たにナトリウム封入排気バルブの採用により、出力は約4%強化されている(300ps、43.0kgm→313ps、43.7kgm)。
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フロントグリルの周囲を取り囲むモールがダーククロムメッキになるのが「ファイナル」の特徴。また、バンパーのセンター部が光沢のあるグロスブラックとなる。
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ボンネットフードのエアアウトレットも、センターバンパーと足並みをそろえてグロスブラックに。
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雨のショートサーキットを果敢に攻める「ファイナルエディション」。エンジンは最高出力を向上させ、中高速域で伸びのある出力特性としている。
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レカロ製レザーコンビネーションシートにもレッドステッチが入る。
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室内では天井と各ピラーの内装基調色をブラックで統一している。
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センターコンソールの先端部にシリアルナンバープレートが貼られる。試乗車はプロトタイプのため「JP0000」と打刻されていた。
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ブラックマイカルーフは有料のオプション。
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レッドステッチが施されたシフトノブ。トランスミッションは5段MT。
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メーター間に位置するマルチインフォメーションディスプレイのオープニング画面で“Final Edition”と表示される。
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従来オプションだったハイパフォーマンスパッケージ(ビルシュタインダンパー、アイバッハスプリング、ブレンボ前ブレーキなどで構成される)が標準で装着される。またBBSアルミホイールがダーク調塗装となるのも「ファイナル」の特徴。
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三菱ランサーエボリューション ファイナルエディション
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『三菱ランサーエボリューション ファイナルエディション(4WD/5MT)【試乗記】』の記事ページへ戻る