
-
-
新型「フォーツー」と「フォーフォー」はともに2014年7月、ドイツ・ベルリンで世界初公開された。
-
新型「フォーツー」の外寸は全長2695×全幅1663×全高1555mm。全長は従来型と同等に収まっている。
-
コントローラー付きのステアリングや液晶モニター(7インチ)など、そこかしこに進化の跡が見られる。一方で、大きな速度計やダッシュボードから“生えた”別体のサブメーターなど、スマートの伝統も散見できる。
-
新型「スマート」は、ダイムラーとルノー・日産アライアンスの協業の産物。新型「ルノー・トゥインゴ」もRRレイアウトを採用しており、両モデルは“技術資産”を共用している。
-
全幅は従来型より10cm以上広い1663mmへ。それに応じて室内幅も広がった。
-
サブメーターはエンジン回転計(レッドゾーンは6000rpmから)とアナログ時計で構成され、メインメーター(速度表示は180km/hまで)の左側に設置されている(左ハンドル仕様の場合)。
-
「フォーツー」のラゲッジルームの容量は260~350リッター(VDA方式)。従来通り、ハッチゲートの上部は上ヒンジで、下部は下ヒンジで開く。
-
試乗した「フォーツー」は1リッター直3自然吸気エンジンの52kW(71ps)仕様で、トランスミッションは6段DCT。動力性能は0-100km/h加速が15.1秒で、最高速は151km/h(欧州仕様の場合)。
-
6段DCTには「ツイナミック(twinamic)」という愛称が付く。
-
6段DCTのイメージ図。3軸構成を採っていることがわかる。
-
サスペンション形式は先代型と同様に、前がマクファーソンストラットで後ろがド・ディオン。
-
RRレイアウトで復活した「フォーフォー」。ボディーのスリーサイズは3495×1665×1554mm。
-
「フォーフォー」のダッシュボードデザインは基本的に「フォーツー」と同じ。
-
「フォーフォー」の後席は、座面からフロアまでの距離(いわゆるヒール段差)が少なく、ニールームもタイト。居住性はそれなりでしかない。
-
「フォーフォー」の後席のバックレストは50:50の分割可倒式。
-
「フォーフォー」の試乗車は、0.9リッター直3ターボエンジン(90ps)搭載車。トランスミッションは6段DCT。動力性能は0-100km/h加速が11.9秒で、最高速は165km/h(欧州仕様の場合)。
-
「フォーフォー」を上から見下ろす。リアドアのウィンドウは通常の上下昇降式ではなく、前ヒンジでスライドさせる方式。
-
「フォーフォー」のラゲッジルーム容量は185~975リッター(VDA方式)。ハッチゲートは「フォーツー」とは異なり、より一般的な上ヒンジ式となる。
-
「フォーフォー」のホイールベースは2494mm。「フォーツー」より621mmも長い。
-
タイヤサイズは前が165/65R15(写真)で後ろが185/60R15。
-
「フォーツー」に「フォーフォー」を加えて布陣が強化された新型は、日本市場でブレイクするか?
-
スマート・フォーツー
-
-
スマート・フォーフォー
-
『スマート・フォーツー(RR/6AT)/フォーフォー(RR/6AT)【海外試乗記】』の記事ページへ戻る