「Honda Racing THANKS DAY 2015」の会場から
2015.12.23 画像・写真”
2015年12月5日、ホンダのファン感謝イベント「Honda Racing THANKS DAY 2015」がツインリンクもてぎで開催され、往年のホンダ車や今シーズン活躍したレーシングマシンと、ホンダレーシングの選手らが来場者を楽しませた。好天に恵まれた熱気あふれる会場の様子を写真で紹介する。(文と写真=工藤考浩)

今シーズン、ホンダレーシングから参戦したドライバー、ライダーが勢ぞろいしたオープニングセレモニー。
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今シーズン、ホンダレーシングから参戦したドライバー、ライダーが勢ぞろいしたオープニングセレモニー。
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セレモニーに臨むマクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソ選手(左)とチームクニミツ高橋国光総監督(中央)、本田技研工業の八郷隆弘代表取締役社長(右)。
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トライアルのマシンが観客席の階段を駆け下りて登場。自由自在にマシンを操る選手たちに大きな拍手が送られた。
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ゲストとしてホンダ二輪のテレビCMに出演中のゴールデンボンバーが登場。それもあって、モータースポーツにはあまり親しみのなさそうなファンも大勢来場していた。
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往年のF1マシン「RA301」(奥)「MP4/6」(手前)の姿も。RA301は1968年のシーズンを戦ったマシン。MP4/6は1991年シーズンにコンストラクターズチャンピオンに輝いたマシンで、ゲルハルト・ベルガー選手が駆ったカーナンバー2が展示されていた。
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2015年シーズンを戦ったF1マシン「MP4-30」の展示コーナー。残念ながら「RA301」「MP4/6」の方がファンの人気を集めていた。
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ホンダテクニカルカレッジ関東のブース。奥に見えるのは軽自動車のレース、K4-GPのGP5クラスに出場した「N360」をハイブリッド車に改造したマシン。
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こちらは1990年に登場した旧「NSX」の展示コーナー。いま見ても独特の存在感がある名車だ。
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新旧「シビック」そろい踏みの図。並べて見ると、1974年に登場した「シビックRS」の小ささに驚かされた。
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大人気だったのが新型「シビック タイプR」。「限定販売の抽選に外れてしまった」というファンの声も聞こえた。
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2014年FのMotoGPでライダー、チーム、コンストラクターのすべてでシリーズチャンピオンに輝くという“3冠”を達成した「RC213V」の展示コーナー。サーキットでライディングしているかのような写真が撮れるようになっていた。
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サーキットでは、軽乗用車「N-ONE」によるナンバー付きワンメイクレース「N-ONE OWNER'S CUP」のシーズン最終戦も行われた。
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スクーターにまたがり、「一本橋チャレンジ」に挑戦するのは高橋国光総監督。結果はまさかの失格……。
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SUPER GTのレーシングカー「NSX CONCEPT-GT」に乗り込むのは、F1ドライバーのフェルナンド・アロンソ選手。
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サーキットへとコースインする新型「NSX」。ドライバーは佐藤琢磨選手だ。
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懐かしの名車「N360」のステアリングを握るのは日本人初の“フルタイムF1レーサー”こと中嶋 悟監督。
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マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソ選手は、インタビューで不振だった今シーズンのF1を振り返り、「来シーズンは期待してほしい」と語った。
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ホンダレーシングのライダーやドライバーによる「N-ONE OWNER'S CUP」参戦仕様車でのエキシビションレースも開催された。写真は「N-ONE」に乗り込んだフェルナンド・アロンソ選手。
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エキシビションレーススタート直前の様子。
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エキシビションレース終了後に談笑する元F1ドライバー3人。軽自動車のワンメイクレースをとても楽しんでいたようで、身振り手振りを交えながらしばらく話し込んでいた。
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2012年からSUPER GTシリーズのGT300クラスに参戦し、今シーズンをもって引退した「CR-Z GT」のラストランも行われた。
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仲良く“自撮り”する佐藤琢磨選手とフェルナンド・アロンソ選手。
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“自撮り”の後、佐藤琢磨選手は「RA301」のデモ走行に。
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同じく「MP4/6」でデモ走行に向かうフェルナンド・アロンソ選手。
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観客が見守る中、コースインする「MP4/6」。
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デモンストレーションの後、フェルナンド・アロンソ選手は「V12はすごい音だったぜ!」というしぐさでピットを後にした。
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エキシビションレース「SUPER FORMULA × SUPER GT スペシャルレース」では、SUPER FORMULAの競技車両である「SF14」と、SUPER GTの「NSX CONCEPT-GT」がリレー方式でレースする。まずはSF14がスタート。
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ピットレーンでSUPER FORMULAのドライバーとSUPER GTのドライバーがバトンタッチ。
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ゴールでは横一列に「NSX CONCEPT-GT」が並んでフィニッシュを迎えた。
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ここで、フェルナンド・アロンソ選手が二輪用のレーシングスーツに身を包んで登場。
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MotoGPマシンの「RC213V」でサプライズ走行に臨むフェルナンド・アロンソ選手。F1マシンに加え、まさかバイクまで乗りこなすとは。
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主立った催しは終わり、イベントはいよいよフィナーレへ。写真はコースを走る「シビック タイプR」。
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SUPER GTのGT500クラスで戦った「ARTA NSX CONCEPT-GT」。イベントに参加した全マシンが、観客の声援を受けて走行する。
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チーム監督やレーシングドライバーなど、ホンダのレース関係者が来場したファンに向けて手を振る。
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ラストは銀テープとともにイベントは終了。ステージ前には、この日、日本のファンの前で初めて走行シーンを披露した、新型「NSX」が飾られた。