「2016 GTアジアシリーズ 第8戦 富士」の会場から
2016.07.19 画像・写真皆さんは「GTアジアシリーズ」というレースをご存じだろうか? スーパーカーを所有する、いわゆる“ジェントルマンドライバー”が腕を競うFIA公認のレースで、近年は各チームがヨーロッパなどで活躍するプロドライバーを招聘(しょうへい)するなど、大いに盛り上がりを見せている。
そんなGTアジアシリーズについて、ベントレー・モーターズ・ジャパンから「富士スピードウェイで行われる第8戦を観戦に来ないか」というお誘いを受けた。同シリーズにはベントレーの競技車両「コンチネンタルGT3」が参戦しており、昨シーズンには同車を走らせるベントレー・チームアブソルートが年間タイトルを獲得しているのだ。
アジアで注目を集めるスーパーカーによるレースの様子と、日本ではちょっと珍しいベントレーのGT3車両の姿を、写真で紹介する。
(webCG)
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1/21ベントレー・チームアブソルートのピットの様子。同チームはGTアジアシリーズに3台の「ベントレー・コンチネンタルGT3」を投入している。
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2/21600psを超える最高出力を発生する「ベントレー・コンチネンタルGT3」の4リッターV8ツインターボエンジン。同車をドライブする澤 圭太選手いわく、「エンジンのパワーと、大柄なボディーがもたらす空力性能の高さが、ライバルに対するアドバンテージ」とのこと。
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3/21GTアジアシリーズにはさまざまなメーカーの車両が参戦している。こちらは日本のSUPER GTなどでもおなじみの「アウディR8 LMS GT3」。
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4/21「ポルシェ911 GT3R」。今回のレースでは3台が出走した。
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5/21ベントレーのホスピタリティールームにて、決勝レースへの意気込みを語るドライバー。GTアジアシリーズではドライバー交代が義務付けられており、1台の車両を2人のドライバーが運転する。
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ベントレー の中古車
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6/218号車に搭乗する日本人ドライバーの澤 圭太選手(中央)。8号車は3番グリッドからのレーススタートとなる。
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7/21今回のイベントでは、スペシャルゲストとしてレーシングドライバーの荒 聖治選手が登場。GTアジアシリーズの見どころや、富士スピードウェイにおけるおすすめの観戦スポットなどを語った。
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8/21今年(2016年)はSUPER GTのGT300クラスに参戦している荒 聖治選手。さまざまなカテゴリーで活躍してきたレーシングドライバーで、2004年にはルマン24時間レースで総合優勝している。
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9/21コース上に並んだレーシングカーを間近に見られるグリッドウオークの様子。
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10/21ポールポジションからスタートする「ランボルギーニ・ウラカンGT3」。2人のドライバーがともにプロであることと、これまでの成績により、ピットストップで他の車両より25秒長く止まらなければならないハンディが課せられている。ちなみに、澤 圭太選手がドライブするベントレーの8号車にも、+16秒のハンディが課せられる。
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11/2116時をまわり、いよいよレースがスタート。車両への負担などを考慮して、GTアジアシリーズではローリングスタートによってレースが開始される。
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12/21澤 圭太選手とジョナサン・ヴェンター選手のドライブする「ベントレー・コンチネンタルGT3」の8号車。
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13/21GTアジアシリーズのレースは、FIA-GT3車両で競われる「GT3」と、ワンメイクレース用のカップカーなどをベースとした車両が走る「GTC」の、2つのクラスの混走によって行われる。写真はGTCクラスの「フェラーリ458チャレンジ」。
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14/21決勝レースで7位となったシンハー モータースポーツ チームの「フェラーリ458 GT3」。シンハーとはタイの有名なビールブランドである。
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15/21日本では見慣れない名前のチームやスポンサーが多いGTアジアシリーズだが、日本のレーシングチームも参戦している。こちらはグループ・エム・レーシングの「ポルシェ911 GT3R」。
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16/21今回の参戦車両で唯一のアストンマーティン車だったマット ストーン レーシングの「ヴァンテージGT3」。2番手スタートだったが、最終的には5位でレースを終えた。
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17/21「ベントレー・コンチネンタルGT3」の7号車と、クラフト バンブー レーシングの「ポルシェ911 GT3R」。クラフト バンブー レーシングのポルシェはレース終盤に猛チャージを見せ、3位に入っている。
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18/213番グリッドからスタートした「ベントレー・コンチネンタルGT3」の8号車。一時は首位を走るシーンもあったが、最終的には2位となった。
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19/21今回のレースでポール・トゥ・ウィンをかざったFFFレーシングチーム by ACMの「ランボルギーニ・ウラカンGT3」。
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20/21レースの終了後、ベントレーのホスピタリティールームでは来場者へ向けてプレゼントの抽選会が催された。景品の中にはベントレーのオフィシャルグッズのほか、各ドライバーのサイン色紙も。
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21/212位のトロフィーを手に記念撮影に応じる、澤 圭太選手(左)とジョナサン・ヴェンター選手(右)。優勝は果たせなかったものの、レース前に「トロフィーとシャンパンを持って帰る」と宣言した澤選手は、みごとその約束を果たして見せた。