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1/7F1第20戦ブラジルGPを制したメルセデスのルイス・ハミルトン(中央)、2位でゴールしたメルセデスのニコ・ロズベルグ(その左)、3位に入ったレッドブルのマックス・フェルスタッペン(同右)。(Photo=Mercedes)
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2/7アメリカ、メキシコ、ブラジルとシーズン大詰めの「アメリカ大陸シリーズ」で3連勝したハミルトン(写真)。過去9年間で一度も勝てなかったブラジル、彼のヒーローであるアイルトン・セナの故郷サンパウロでの勝利は「子供の頃からの夢だった」とレース後にその喜びを語った。これでタイトルを争うロズベルグとの差を12点にまで縮め、最終戦アブダビGPでの逆転チャンピオンに望みをつなげた。なお通算60回目のポールポジションはセナの記録にあと5つで手が届く歴代3位。キャリア52勝目はアラン・プロストを抜いて歴代2位の記録となる。(Photo=Mercedes)
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3/7過去2年のブラジルGPウィナー、ロズベルグは、ハミルトンに次ぐ2位でゴール。何が起きてもおかしくない雨のレースで、タイトル獲得に必要かつ十分なポジションでゴールできたのだから及第点に値する。しかしフェルスタッペンに抜かれたり、ハーフスピンを喫したりと、途中ヒヤッとする場面もあった。2週間後の最終戦アブダビGPで初のタイトル獲得に挑戦する。(Photo=Mercedes)
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4/7大雨、滑る路面、水煙で前が見えない状況に尻込みするドライバーもいたが、フェルスタッペン(右)は、まるで水を得た魚のように縦横無尽に臆(おく)せず怯(ひる)まずマシンをドライブ。ロズベルグ(左)から2位の座を奪うもタイヤ交換で後退。レース終盤は16番手からオーバーテイクショーを披露し、見事3位表彰台を獲得した。(Photo=Red Bull Racing)
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5/7予選でのフェラーリはライバルのレッドブルと拮抗(きっこう)した戦いを繰り広げ、GP出走250回目のキミ・ライコネンがメルセデス勢に次ぐ3番グリッド、セバスチャン・ベッテル(写真)は5番グリッドを獲得。レースでは雨に翻弄(ほんろう)され、ライコネンはメインストレートでクラッシュ、リタイア。ベッテルはハーフスピンやフェルスタッペンに抜かれるなどしながらも5位完走。コンストラクターズランキングでフェラーリはレッドブルに次ぐ3位の座が確定した。(Photo=Ferrari)
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6/7チーム800戦目のマクラーレンは、2台そろってQ3進出&入賞を目指しブラジルにやってきた。予選では2人のドライバー間で明暗が分かれ、フェルナンド・アロンソ(左)は9月の第15戦シンガポールGP以来となるQ3進出で10番グリッドを獲得、一方のジェンソン・バトン(右)は的確なセットアップを見つけられずQ1敗退の17番グリッド。レースではアロンソがグリッドと同じ10位入賞、バトンは16位と1つしか順位を上げられずに終わった。(Photo=McLaren)
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7/7今季限りで引退することを表明しているウィリアムズのフェリッペ・マッサ(右)にとっては最後の母国GP。パウリスタの期待を一身に背負って迎えたレースでは13番グリッドからスタートし上位を目指したものの、ぬれた路面に足元をすくわれスピンし、クラッシュ。故郷に錦を飾ることなくヘルメットを脱いだ。リタイアしてガレージへと戻る道すがら、目に涙をにじませながら地元ファンに別れを告げ、ライバルチームのクルーからも惜しみない拍手が送られた。(Photo=Williams)

bg
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