「マロニエ・オートストーリー“春”ミーティング2017」の会場から

2017.05.01 画像・写真 沼田 亨

2017年4月29日、栃木県鹿沼市の出会いの森総合公園およびその周辺で、恒例となった「マロニエ・オートストーリー“春”ミーティング2017」が開かれた。これは全長60kmほどのコースをツーリングした後に、そろってランチを楽しむというもので、数年前から春と秋に開催されている。走り系のイベントではあるが、参加車両にはカーナンバー(ゼッケン)もなければ、スタートも好きな順番で、タイム計測もなし。昼前後にツーリングはゴールを迎え、ランチ(春はバーベキューと決まっている)を味わいつつ仲間と交歓した後は流れ解散となる。参加資格は原則として1984年以前に生産された車両だが、主催者が認めた場合はそれ以降のモデルの出走も許されているため、戦前車から現行モデルまで非常にバラエティー豊かだ。鹿沼市内の風光明媚(めいび)なワインディングロードを主体としたコース設定に加え、気軽に参加できるところも魅力で、常連参加者も少なくない。今回は78台が参加したが、その中からリポーターの目に留まった車両を中心に紹介しよう。(文と写真=沼田 亨)