
スタートラインから順番に走り出すマシン達。「ランチア・ストラトス」「フェラーリ330P4」「ポルシェ910」「メルセデス・ベンツ300SL」……と垂涎(すいぜん)の名車が続く。このあたりは観客の数もひと際多く、1台1台が走り出すたびに大歓声が巻き起こっていた。(S)
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スタートラインから順番に走り出すマシン達。「ランチア・ストラトス」「フェラーリ330P4」「ポルシェ910」「メルセデス・ベンツ300SL」……と垂涎(すいぜん)の名車が続く。このあたりは観客の数もひと際多く、1台1台が走り出すたびに大歓声が巻き起こっていた。(S)
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手前は1969年の「ロータス49C」、そして奥が1970年の「ロータス72」。美しいゴールドリーフカラーのF1マシン2台は存在感抜群だ。ドライバー達のスーツもそれらしい雰囲気。しかも彼らはレストアされた当時のロータスのトランスポーターまで持ち込み、パドックの空気を70年当時にタイムスリップさせていたのだ。 (S)
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パドック内で、さながら休憩所のようになっていた車両運搬車。よく見ると、そのヘッド部分は「シトロエンDS」なのだった。そのキャビンの後ろが切り落とされ、2台のマシンを載せられるほどの荷台が付いている。トレーラーではなく、直付け。全長、一体何メートルなんだろう? (S)
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1950〜70年代に主にスポーツカーレースで活躍した、御年83歳のハンス・ヘルマン氏の周囲には始終ファンが群がっていた。ちなみにポルシェ・ミュージアム所蔵のこの「ポルシェ550スパイダー」は1954年のカレラ・パナメリカーナにて、ヘルマン氏がドライブしてクラス優勝を成し遂げた個体そのものだという。
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「ポルシェ718 F1」のコクピットにいたのは、ポルシェAGのマティアス・ミューラーCEO。練習する時間はまったくなかったということだが、見事な走りを披露していた。ポルシェはミュージアム所蔵の貴重なマシンを送り込むのみならず、CEOまでこうして参加して、このローカルイベントを大いに盛り上げたのだ。
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こんなイベントだけに、周辺には面白いクルマがいっぱいだった。写真はマイクロカーの一団。手前のクーペはグートブロットが1950〜1954年に発売した「スペリオール」である。排気量593cc、後に663ccを発生する2気筒2ストロークエンジンをフロントに積み、スポーティな走りを実現していたという。 (S)