新型「スズキ・ジムニー/ジムニーシエラ」発表会の会場から
2018.07.05 画像・写真20年ぶりのフルモデルチェンジによって登場した、新型「スズキ・ジムニー/ジムニーシエラ」。東京・渋谷で催された発表会の様子を、会場に展示された新旧モデルや、ランニングシャシーの詳細とともにお届けする。
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1/47演台をはさんで展示された、新型「ジムニー」と「ジムニーシエラ」。
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2/47軽自動車規格の、“JB64”こと新型「ジムニー」。初代から数えて4代目のモデルである。
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3/47登録車「ジムニーシエラ」の型式は“JB74”。1977年にデビューした「ジムニー8」を起源とするこちらも、(違う車名で呼ばれていた時期を含めると)これが4代目のモデルとなる。
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4/47会場には新型とともに、歴代「ジムニー」も展示されていた。
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5/47初代「スズキ・ジムニー」。1970年に軽初の本格4WD車としてデビューし、1981年まで販売された。写真は360cc時代の“LJ10”。
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6/47初代「スズキ・ジムニー」(LJ10)
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7/47初代「スズキ・ジムニー」(LJ10)
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8/47初代「スズキ・ジムニー」(LJ10)
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9/47初代「スズキ・ジムニー」(LJ10)
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10/47初代「スズキ・ジムニー」(LJ10)
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11/471981年から1998年まで販売された2代目「スズキ・ジムニー」。エンジンやボディー、足まわりにたびたび大幅改良を受けた世代で、写真の最初期型(SJ30)と最終型(JA12/JA22)とでは、デザインも含め、全く違うクルマとなっていた。
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12/47いささか乗用車ライクなデザインが特徴の3代目「スズキ・ジムニー」(JB23)。1998年10月の軽自動車規格改定に合わせてデビューし、その後、実に20年にわたり販売され続けた。
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13/47初代、2代目、3代目の「スズキ・ジムニー」。
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14/47新型「ジムニー」のランニングシャシー。頑丈なラダーフレームにパワープラントとドライブトレインを搭載した車両構造がひと目で分かる、ファンなら寝室に飾っておきたい逸品である。
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15/47サスペンション形式は前後ともに3リンクリジッド。今や「本格クロカン」を名乗るモデルでも、前後ともにリジッド式サスペンションというモデルは少なくなってしまった。
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16/47リアホーシングを後ろから見たところ。長年にわたりリーフスプリングを使用してきた「ジムニー」だが、2代目最終型のJA12/JA22からはコイルスプリングが採用されている。
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17/47新設計のラダーフレームは、中央部や後部の3カ所にXメンバーやクロスメンバーが追加されており、従来モデルのフレームと比べてねじり剛性が1.5倍に強化されている。
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18/47車両中央部にどんと居座る機械式副変速機。ハイギアとローギア、2WDと4WDの切り替えをつかさどる、本格クロカン車に必須の装備である。
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19/47機械式副変速機を反対側から見たところ。ギアボックスから前(写真向かって右)と後ろ(同左)の双方にプロペラシャフトが伸びている。
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20/47ラダーフレームの後部とガソリンタンク。新型「ジムニー/ジムニーシエラ」には、タテ方向はやわらかく、ヨコ方向には固いボディーマウントが採用されており、乗り心地と走行安定性の両立が図られている。
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21/47新型「ジムニー」のランニングシャシー。
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22/47新型「ジムニーシエラ」に搭載される、新開発のK15B型1.5リッター直4エンジン。
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23/47K15B型エンジンをフライホイール側から見たところ。従来モデルの1.3リッターエンジンと比べると、よりパワフルかつ軽量・小型のエンジンとなっている。
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24/47K15B型エンジン
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25/47いよいよ発表会がスタート。まずはスズキの鈴木俊宏社長が登壇し、「ジムニー」の歴史を紹介するとともに、同車の市販化を決断した鈴木 修会長のメッセージを朗読した。
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26/47続いてチーフエンジニアの米澤宏之氏が、新型「ジムニー」の特徴を紹介。国内外の森林組合がジムニーを採用している例を挙げ、プロの間でいかに同車が高く評価されているかを説明した。
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27/47最後は国内営業本部の鈴木敏明氏が販売計画を発表。年間で、「ジムニー」は1万5000台、「ジムニーシエラ」は1200台の販売を計画しているという。個人的な見解で恐縮だが、新型ジムニーシエラはもっと売れると思うのだけれど……。
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28/47新型「ジムニー」と鈴木俊宏社長。
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29/47新型「ジムニーシエラ」と鈴木俊宏社長。鈴木社長はジムニーシリーズについて、「決して大ヒットと呼べるモデルではないが、一台一台、ていねいに販売していきたい」と意気込みを述べた。
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30/47発表会が終わり、いよいよ実車確認の時間に。いつにも増して多かった来場者が、展示者両で新型「ジムニー/ジムニーシエラ」の出来栄えをチェックする。
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31/47受注生産の特別ボディーカラー「ブラックトップ2トーン」(左)は、「ジムニー」の最上級グレード「XC」だけに用意される。
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32/47「ジムニーXC」のインストゥルメントパネルまわり。水平基調のダッシュボードのデザインは、クルマの傾きを認識する上でも重宝する。
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33/47副変速機やトランスファーの操作は、ボタン式から古式ゆかしきレバー式に戻された。
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34/47こちらの「ジムニーXC」のラゲッジルームをのぞいてみると……。
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35/47“プロの道具”を自負する「ジムニー」だけに、こうした展示も用意されていた。
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36/47エントリーモデルの「ジムニーXG」。
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37/47「ジムニーXG/XL」に装備されるスチールホイール。上級グレードのアルミホイールに負けず劣らず、武骨なデザインがいかにもクロカン車らしく、格好いい。
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38/47鈴木のスタッフに聞いたところ、このスチールホイールは「従来モデルのものの色違い」なのだとか。
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39/47「ジムニーXG」のインストゥルメントパネルまわり。
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40/47「ジムニーXG」のフロントシート。
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41/47「ジムニーXG」のラゲッジルーム。XGではリアシート形状が他のグレードとは異なり、格納方法も分割可倒式ではなく一体可倒式となる。
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42/47「ジムニーXG」のリアビュー。
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43/47各種ディーラーオプションが装着された「ジムニーシエラJC」。
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44/47フロントグリルにはおなじみの「S」マークではなく、ちょっと懐かしさを感じさせる「SUZUKI」の文字が。
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45/47ボディーサイドを飾るデカールは、JA時代に設定された特別仕様車をモチーフにしたものだとか。
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46/47陸上自衛隊にも納品できそうな、新色の「ジャングルグリーン」が採用された「ジムニーXC」。車両の前で来場者と談笑する後ろ姿は、誰あろうスズキの鈴木俊宏社長である。
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47/4720年ぶりのフルモデルチェンジで登場した新型「ジムニー/ジムニーシエラ」。今回もまた、スズキを代表するロングセラーとなるに違いない。