-
1/11F1第21戦アブダビGPを制したメルセデスのルイス・ハミルトン(写真右から2番目)、2位に入ったフェラーリのセバスチャン・ベッテル(同左端)、3位でレースを終えたレッドブルのマックス・フェルスタッペン(同右端)。(Photo=Red Bull Racing)
-
2/11スタートシーン。今季7回目のフロントロー独占となったメルセデスの2台が1-2でターン1へ。(Photo=Ferrari)
-
3/11今年5度目のタイトルを獲得したハミルトンが、最終戦でも盤石の走りを披露し、ポール・トゥ・ウィンを達成。2014年シーズンに次ぐ自己ベストタイの年間11勝を記録した。通算勝利数は73回に達し、ミハエル・シューマッハーの最多勝記録に、あと18勝で手が届くところまできた。さらに今季17回も表彰台にあがり、ポイントでは史上初めて400点を超えるなど、ハミルトンにとってまさにパーフェクトなシーズンだった。(Photo=Mercedes)
-
4/11アブダビGPで過去3勝を記録していたベッテル(写真)だったが、いずれの勝利もレッドブル時代のもの。これまでヤス・マリーナでは、フェラーリは勝ちもポールもなかった。金曜日のフリー走行で出遅れたものの土曜日になると復調し、予選では3位。レースではバルテリ・ボッタスの脱落にも助けられ2位でチェッカードフラッグを受けた。シーズン前半戦のハミルトンとのつばぜり合いは2018年のハイライトといってよかったが、後半戦の取りこぼしがあまりに多く、結果的にポイントではハミルトンに88点もの差をつけられた。来季こそ、メルセデスの独走にストップをかけたいところだ。(Photo=Ferrari)
-
5/11第19戦メキシコGPで優勝、前戦ブラジルGPでも優勝目前までいきながら周回遅れのエステバン・オコンと接触、惜しくも2位となったレッドブルのフェルスタッペン(写真右)。連勝は幻となったが、闘志が空回りしがちだったシーズン前半戦とは対照的に、後半戦に調子を上げてきていることは事実だった。最年少ポールシッター記録を更新する最後のチャンスだったが、チームとのタイヤ温度に関する行き違いもあり予選6位。レースではスタートでパワーユニットがセーフモードに入るトラブルに見舞われ一気に9位まで後退するも、そこから挽回し、5戦連続の表彰台となる3位で最終戦を終えた。(Photo=Red Bull Racing)
-
6/11この5年間で7勝を記録したレッドブルを離れ、来シーズンはルノーで新たなGPキャリアをスタートさせるダニエル・リカルド(写真)。予選ではチームメイトに負けたことがないアブダビで、僚友フェルスタッペンのひとつ上、5番グリッドを獲得した。レースでは第1スティントを長く取り、33周目まで暫定トップを走ったものの、終盤のアドバンテージにつなげられず、表彰台まであと一歩の4位に終わった。リタイア8回とトラブルの多さに悩まされた今季にあって、実に7回目の4位。表彰台は優勝した中国GPとモナコGPの2回だけという数字からも、今年の苦しい戦いぶりがうかがえた。ゴール後の無線で、チーム代表のクリスチャン・ホーナーから、今までの功績に対する感謝とねぎらいの言葉が伝えられた。(Photo=Red Bull Racing)
-
7/11「真っ赤なアイスマン」もこれで見納め。2007年から3シーズン、そして2014年から5シーズンをともに戦ったフェラーリでの最後のGPで、キミ・ライコネン(写真)は4番グリッドから出走。今季13回目のポディウムを狙って走っていたが、7周目に突如マシンがパワーを失いストップ、電気系トラブルでリタイアという残念な結果に終わってしまった。2019年は、18年前にGPデビューを飾った古巣ザウバーでの、新しいキャリアがスタートする。(Photo=Ferrari)
-
8/1120戦して0勝と、このままでは終われなかったメルセデスのボッタス(写真)。アブダビでは、チームメイトのハミルトンに次ぐ2番グリッドからスタートするも、2位の座を守り切れず5位。「シーズンを通して2位が7回あったにも関わらず勝ち星を挙げられなかったドライバー」という、うれしくない記録を作ってしまった。シーズン前半戦には優勝目前までいくレースも多々見られたが、後半戦になるとパフォーマンスは下降線をたどり、最後は4戦連続して5位となった。メルセデスは、エステバン・オコンを来季リザーブドライバーとして迎え入れることを発表しており、2019年はよりプレッシャーのかかるシーズンとなりそうである。(Photo=Mercedes)
-
9/11今年最も躍進した中団チームがハースだ。強力なフェラーリのパワーユニットに加え、高効率なマシン開発が結実。最終戦でもロメ・グロジャン(写真)9位、ケビン・マグヌッセン10位とダブル入賞を果たし、ワークスのルノーに迫るコンストラクターズランキング5位でシーズンを終えることとなった。なお、ライバルチームのフォースインディアが今夏破産したことにより、新生レーシングポイント・フォースインディアが誕生したが、この一連のプロセスに対しハースは異議をとなえており、この週末には、レーシングポイント・フォースインディアが選手権での分配金を維持できるとする判断に対して異議申し立てを行った。スチュワードはこれを却下したものの、今後の成り行きに注目が集まっている。(Photo=Haas)
-
10/112018年の最終戦は、スペインの英雄、フェルナンド・アロンソ(写真)の事実上の引退レース。アロンソは父親をサーキットに招き、またマクラーレンは特別なカラーリングでエースの花道を飾ろうとした。最後の優勝は2013年スペインGP、最後の表彰台は2014年ハンガリーGPといずれもフェラーリ在籍中に記録されたもので、マクラーレンとの4年間は隘路(あいろ)の連続となってしまったが、それでもこのチームでアロンソが果たした役割は大きい。今年のマクラーレンがテールエンダー並みのマシンしか用意できなかった中で、チームが獲得した62点のポイントのうち、実に50点はアロンソが稼ぎ出したものである。前年のコンストラクターズランキング9位から6位に躍進できたのもアロンソのおかげといえよう。アブダビGPでは予選でQ1突破の15位、レースではポイント圏手前の11位まで順位を上げるもタイムオーバーとなった。来年は、マクラーレンとともに再びインディ500に挑戦。既に優勝しているモナコGP、ルマン24時間と合わせ「3大レース制覇」を狙う。なお2019年のマクラーレンは、カルロス・サインツJr.とランド・ノリスという若手がステアリングを握ることが決まっている。(Photo=McLaren)
-
11/11トロロッソは、ブレンドン・ハートレー(写真)が予選16位から12位完走。ピエール・ガスリーは17番グリッドから入賞圏内の10位を走行していたが、48周目にマシンから白煙が上がりコース脇にストップし、リタイア。チームは33点を獲得し、コンストラクターズランキングでは下から2番目の9位でシーズンを終えることとなった。トロロッソとホンダのパートナーシップ初年度は、しかし中身の詰まった実り多き一年であったことは間違いない。ホンダは、過去3年のマクラーレン時代に露呈された信頼性を格段に向上させ、またスペック3まで進化させたパワーユニットのパフォーマンスにも手応えを感じていた。来季は強豪レッドブルにもパワーユニットを供給することになるホンダにとって、方向性を確かなものにする足固めの一年が終わった。(Photo=Toro Rosso)

bg
自動車ニュースの新着記事
-
ホンダがF1始動会見を開催 2026年シーズンの新パワーユニットとマシンを披露NEW 2026.1.20 本田技研工業およびHRC、アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラワン・チームは2026年1月20日、東京都内で「ニューパートナーシップ始動発表会」を開催し、F1世界選手権の2026年シーズン参戦に向けての意気込みを表明した。
-
東京・青山にケータハムとモーガンの直営旗艦店がオープンNEW 2026.1.20 ケータハムカーズ・ジャパンとモーガンカーズ・ジャパンが、東京・青山に直営旗艦店「ケータハム東京 青山ショールーム」「モーガンカーズ東京 青山ショールーム」をオープン。ブランド体験拠点として、試乗会やオーナーイベントなどの開催も予定している。
-
「アウディA6 e-tron」に後輪駆動のエントリーモデルと2モーターの4WDモデルが登場NEW 2026.1.20 アウディ ジャパンが電気自動車「A6 e-tron」シリーズのラインナップを拡充。バッテリー容量83kWhのベースグレード「e-tron」と、システム出力340kWの4WDモデル「e-tronクワトロ」を、「スポーツバック」と「アバント」の両方に新設定した。
-
「レンジローバー・イヴォーク」にグレーとホワイトの2色の限定モデルが登場 2026.1.16 「レンジローバー・イヴォーク」に特別仕様車「グラナイトエディション」が登場。グラナイト(花こう岩)に着想を得たというコーディネートが特徴で、ボディーカラーは「フジホワイト」「カルパチアングレイ」の2種類。ルーフは黒でコーディネートしている。
-
黒基調の内外装で洗練度をアップ 限定車「プジョー3008 GTハイブリッド ブラックエディション」発売 2026.1.16 ステランティス ジャパンは2026年1月16日、「プジョー3008」に台数150台の限定車「3008 GTハイブリッドBlack Edition(ブラックエディション)」を設定。同日、販売を開始した。
新着記事
-
NEW
プジョー208 GTハイブリッド(FF/6AT)【試乗記】
2026.1.20試乗記「プジョー208」にマイルドハイブリッド車の「GTハイブリッド」が登場。仕組みとしては先に上陸を果たしたステランティス グループの各車と同じだが、小さなボディーに合わせてパワーが絞られているのが興味深いところだ。果たしてその乗り味は? -
ベントレー・コンチネンタルGTアズール(4WD/8AT)【試乗記】
2026.1.19試乗記ベントレーのラグジュアリークーペ「コンチネンタルGT」のなかでも、ウェルビーイングにこだわったという「アズール」に試乗。控えめ(?)な680PSのハイブリッドがかなえる走りは、快適で満ち足りていて、ラグジュアリーカーの本分を感じさせるものだった。 -
第327回:髪もクルマもナイスファイト!
2026.1.19カーマニア人間国宝への道清水草一の話題の連載。日産の新型「ルークス」で夜の首都高に出撃した。しっかりしたシャシーとターボエンジンのパワフルな走りに感心していると、前方にスーパーカーの姿を発見。今夜の獲物は「フェラーリ・ローマ」だ! -
日本で売れるクルマはあるのか!? 最新の“アメリカ産ニホンシャ”を清水草一が検証する!
2026.1.19デイリーコラムアメリカからの外圧による制度変更で、北米生産モデルの国内導入を決めたトヨタ。同様に、今後日本での販売が期待できる「海外生産の日本車」には、どんなものがあるだろうか? 清水草一が検証してみた。 -
フェラーリ12チリンドリ(後編)
2026.1.18思考するドライバー 山野哲也の“目”レーシングドライバー山野哲也が「フェラーリ12チリンドリ」に試乗。前編では伝家の宝刀であるV12エンジンを絶賛した山野。後編ではコンビを組むシャシーの印象を余すところなく聞いてみた。 -
BYDシールAWD(4WD)【試乗記】
2026.1.17試乗記BYDのBEVサルーン「シール」の機能アップデートモデルが登場。強化のポイント自体はそれほど多くないが、4WDモデルの「シールAWD」は新たに電子制御式の可変ダンパーを装備したというから見逃せない。さまざまなシーンでの乗り心地をチェックした。
