「ミツオカ・ロックスター」発表会の会場から
2018.11.29 画像・写真光岡自動車の創業50周年を記念して製作される、200台限定のオープンスポーツカー「ミツオカ・ロックスター」。その発表会が東京・港区のミツオカ麻布ショールームで開催された。往年のアメリカ車を思わせる個性的な姿を、写真で紹介する。
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1/242018年11月29日に発表された「ミツオカ・ロックスター」。ルーフの色は基本となるブラックのほかに、オプションでオフホワイト(写真)やダークレッド、レッド、タンが選べる。
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2/24ベースとなるのは、現行型の「マツダ・ロードスター」。「ロックスター」は、ミツオカ独自のボディーパネルを使って製作されたカスタマイズカーである。
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3/24往年の「シボレー・コルベット」を思わせるエクステリア。このデザインは、「ミツオカの独創性と、同社が長く手がけてきたアメリカ車販売を象徴するもの」と説明される。
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4/24リアビュー。フロントと同じL字型のバンパーが目を引く。
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5/24ボディーパネルは、なかなか凝った曲面を見せる。デザイン担当者によれば、そのベースデザインを削りだすクレイモデラーをはじめ、“ファッションスーパーカー”「オロチ」の開発に関わったスタッフが多く参画しているとのこと。
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6/24光岡自動車の創業50周年をデザインに盛り込んだ、リアエンブレム。
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7/24こちらは車名のエンブレム。リアのトランクリッド右端に装着される。
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8/24発表会の場であいさつを述べる、光岡自動車の光岡章夫代表取締役社長。同社が50周年を迎えたことに関連して、「この先、100年続く企業を目指していきたい」「今後10年は、年に2店舗ずつのペースでミツオカ車の正規ディーラーを増やしていく」などとコメントした。
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9/24「ロックスター」について説明する光岡自動車の渡辺 稔 執行役員。誕生の発端となっているのは、渡辺氏が若かりしころアメリカ・カリフォルニア州で目にした「フォルクスワーゲン・カルマンギア」や「ポルシェ914」。その姿を現代によみがえらせる過程で、同社が長年販売してきたアメリカ車のイメージへと転じ、このロックスターとして結実したという。
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10/24ボディーカラーは写真の「ロサンゼルスブルー」を含む全6色。「シカゴレッド」「ニューヨークブラック」「シスコオレンジ」「ワシントンホワイト」「アリゾナイエロー」と、すべてにアメリカの都市名が使われている。
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11/24フロントのウインカーは、バンパーの先端に埋め込まれている。
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12/24ウインカーを点滅させた状態。光り方は昨今流行の“シーケンシャル式”ではなく、コンベンショナルなオンオフ式となっている。
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13/24ヘッドランプは、ベースとなる「マツダ・ロードスター」のものに比べて小さい。LED式の光源が採用されている。
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14/24ミツオカのエンブレム。ボンネット先端に装着される。
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15/24今回ボンネットを開けることはかなわなかったが、フロントには「マツダ・ロードスター」と同じ1.5リッター直4エンジン「スカイアクティブG 1.5」が搭載されている。
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16/24フロントフェンダー部には、エアアウトレット状のデザイン処理も見られる。
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17/24クロームがまぶしいホイールは、5スポークの「ロックスター」専用品。タイヤは前後とも、195/60R15サイズのBFグッドリッチである。奥に見えるブレーキディスクとキャリパーは、オリジナルの「マツダ・ロードスター」のものがそのまま採用されている。
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18/24リアコンビランプ。左右2眼ずつのクラシカルなデザインが特徴的。
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19/24エッジの効いたフェンダーが目を引く「ロックスター」。「マツダ・ロードスター」と共通のドア部を除くミツオカオリジナルのボディーパネルは、FRP(ガラス繊維強化プラスチック)でできている。
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20/24インテリアの様子。基本的な造形は、ベースとなる「ロードスター」と変わらない。ボディー同色のドアアッパートリムはオプション扱い。
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21/24「ロックスター」には、写真のAT車のほかにMT車もラインナップされる。すでに“売約済み”となった2019年度出荷予定の50台については、トランスミッションの比率はMT車が26台、AT車が24台だった。
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22/24オプションのレザーシート。ヘッドレスト部のミツオカエンブレム(刺しゅう)やストライプがポイント。
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23/24レザーシートのヘッドレストに施された刺しゅう。カラーリングは、ボディーカラーに合わせて6色から選べる。
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24/24開発初期には「タイプ カリフォルニア」と呼ばれていた「ロックスター」。変化があったのは2018年夏のこと。デザインを担当したミツオカの青木孝憲氏が、あるロック歌手のライブにおける観客の盛り上がりに感激し、「このクルマに賛同してくれるユーザーに“ロックスター”という名前をささげたい」と考え、改めたという。