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1/11米国カリフォルニア州モントレーで開催されたカーオークション(2019年8月15日~17日)に出展された「ポルシェ・タイプ64」。唯一の現存車とされるこの個体は、自走も可能な状態にある。
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2/11特徴的な曲面を描くボディーは、軽量なアルミニウムでできている。
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3/11完成当時の「タイプ64」の姿を伝えるモノクロ写真。1939年の誕生から、ちょうど80年が経過したことになる。
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4/11優れた空力性能を感じさせる流線形のフォルム。「タイプ64」のエクステリアデザインは、後の「356」や「911」にも継承されている。
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5/11明るい色調のインテリア。極力オリジナルを保ってレストアを受けているため、ドアパネルとシート地のほつれや染みが残り、今日に至る歳月を感じさせる。右手を事故で失ったマテが所有していた時期には右ハンドルに改造されていたが、現在は左ハンドルに戻されている。
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6/11フロントサスペンションはフォルクスワーゲンのままの、トーションバー式ダブルトレーリングアームなので、荷室スペースは浅いが、なんとかスペアタイヤも搭載可能。
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7/11コックピットのつくりはシンプルそのもの。中央にメーターを配するのはフォルクスワーゲンと同様で、パーツの一部を流用している。
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8/11リアに搭載される、空冷の1.1リッター水平対向4気筒エンジン。軍用車「キューベルワーゲン」のものに換装され、さらにマテが所有していた時代に「356」用の1.3リッターに交換されている。
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9/11ポルシェのヒストリーを紹介するポルシェ博物館には「タイプ64」のボディーシェル(複製)が展示されている。
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10/11フロントノーズには“PORSCHE”のロゴが添えられる。リアにロゴが並ぶ現代のポルシェ車とは対照的。
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11/11オークションでの売買は成立せずとも、あらためてその価値を示した「ポルシェ・タイプ64」。今後どう歩んでいくのか、興味は尽きない。

伊東 和彦
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