-
1/22
-
2/22「Eペース」は、ジャガーのラインナップにおいて最もコンパクトなSUV。2021年2月に受注が始まった大幅改良モデルには、「PTA」と呼ばれる最新アーキテクチャーが採用されている。
-
3/22非対称型のセンターコンソールが目を引くインテリア。マイナーチェンジによるデザインの変更点は、シフトレバーや空調スイッチ周辺部にとどまっている。
-
4/22上質なレザーで仕立てられたシート。前席のヘッドレストには猛獣ジャガーをかたどった“リーパーロゴ”がエンボス加工されている。
-
5/22フロントフェンダー部のサイドベントにもリーパーロゴが配置される。これもマイナーチェンジで新たに採用された意匠のひとつだ。
-
6/22流麗なシルエットが印象的な「Eペース」のサイドビュー。ルーフ上には75kgまでの荷物(クロスバーを含む)が積載可能。
-
7/222リッターのディーゼルエンジンは、48Vマイルドハイブリッドシステムとの組み合わせにより14.3km/リッター(WLTCモード)の燃費性能を実現している。
-
8/2212.3インチのフルカラー液晶メーター。オプションとして用意される。
-
9/22今回は300kmほどの道のりを試乗し、燃費は満タン法で11.2km/リッター、車載の燃費計で10.2km/リッターを記録した。
-
10/22最新の「Eペース」には、路面状況を瞬時に検知してグリップ力を調整するという「AdSR」機能が搭載されている。
-
11/22「Eペース」のトランスミッションは9段AT。ステアリングホイールの奥にはシフトパドルも備わる。
-
12/22センターコンソールには11.4インチのタッチ式ディスプレイが備わる。表示パネル付きの空調ダイヤルも特徴的。
-
13/22試乗車はつやのあるブラックに塗られた20インチホイール(オプション)を装着していた。タイヤはピレリの「Pゼロ」。
-
14/22運転支援システムも強化された「Eペース」の改良モデル。ACCのスイッチがステアリングスポーク上に並ぶ。
-
15/22ガングリップ型だったシフトレバーは、塊感のあるデザインに変更。クリケットのボールを模したというステッチが施されている。
-
16/22後席の3分割(40:20:40分割)可倒機能はオプション扱い。前席のヒーターや12ウェイの調節機構とセットで提供される。
-
17/22ボディーカラーは3種類の新色を含む全11種類と豊富。写真の色は「カルデラレッド」で4万5000円のオプション。
-
18/22ジャガーEペースS D200
-
19/22「Eペース」の2021年モデルでは、2段のJ字型デイタイムランニングライトが特徴的な、新デザインのヘッドランプが採用された。
-
20/22荷室は、ゴルフバッグやベビーカーを横置きに収納できるだけの幅(1311mm)が確保されている。5人乗車時の荷室奥行きは806mm。
-
21/22荷室をフレキシブルに仕切ることで荷物を安定させられるバーやベルトも用意される。
-
22/22後席を倒し、荷室の容量を最大化させた状態。背もたれの部分には傾斜が残る。

下野 康史
自動車ライター。「クルマが自動運転になったらいいなあ」なんて思ったことは一度もないのに、なんでこうなるの!? と思っている自動車ライター。近著に『峠狩り』(八重洲出版)、『ポルシェよりフェラーリよりロードバイクが好き』(講談社文庫)。
試乗記の新着記事
-
アストンマーティン・ヴァンキッシュ クーペ(FR/8AT)【試乗記】 2025.10.7 アストンマーティンが世に問うた、V12エンジンを搭載したグランドツアラー/スポーツカー「ヴァンキッシュ」。クルマを取り巻く環境が厳しくなるなかにあってなお、美と走りを追求したフラッグシップクーペが至った高みを垣間見た。
-
ルノー・カングー(FF/7AT)【試乗記】 2025.10.6 「ルノー・カングー」のマイナーチェンジモデルが日本に上陸。最も象徴的なのはラインナップの整理によって無塗装の黒いバンパーが選べなくなったことだ。これを喪失とみるか、あるいは洗練とみるか。カングーの立ち位置も時代とともに移り変わっていく。
-
BMW R12 G/S GSスポーツ(6MT)【試乗記】 2025.10.4 ビッグオフのパイオニアであるBMWが世に問うた、フラットツインの新型オフローダー「R12 G/S」。ファンを泣かせるレトロデザインで話題を集める一台だが、いざ走らせれば、オンロードで爽快で、オフロードでは最高に楽しいマシンに仕上がっていた。
-
メルセデス・ベンツGLE450d 4MATICスポーツ コア(ISG)(4WD/9AT)【試乗記】 2025.10.1 「メルセデス・ベンツGLE」の3リッターディーゼルモデルに、仕様を吟味して価格を抑えた新グレード「GLE450d 4MATICスポーツ コア」が登場。お値段1379万円の“お値打ち仕様”に納得感はあるか? 実車に触れ、他のグレードと比較して考えた。
-
MINIカントリーマンD(FF/7AT)【試乗記】 2025.9.30 大きなボディーと伝統の名称復活に違和感を覚えつつも、モダンで機能的なファミリーカーとしてみればその実力は申し分ない「MINIカントリーマン」。ラインナップでひときわ注目されるディーゼルエンジン搭載モデルに試乗し、人気の秘密を探った。
新着記事
-
NEW
新型「ホンダ・プレリュード」の半額以下で楽しめる2ドアクーペ5選
2025.10.9デイリーコラム24年ぶりに登場した新型「ホンダ・プレリュード」に興味はあるが、さすがに600万円を超える新車価格とくれば、おいそれと手は出せない。そこで注目したいのがプレリュードの半額で楽しめる中古車。手ごろな2ドアクーペを5モデル紹介する。 -
NEW
BMW M2(前編)
2025.10.9谷口信輝の新車試乗縦置きの6気筒エンジンに、FRの駆動方式。運転好きならグッとくる高性能クーペ「BMW M2」にさらなる改良が加えられた。その走りを、レーシングドライバー谷口信輝はどう評価するのか? -
NEW
ホンダ・プレリュード(FF)【試乗記】
2025.10.9試乗記24年ぶりに復活したホンダの2ドアクーペ「プレリュード」。6代目となる新型のターゲットは、ズバリ1980年代にプレリュードが巻き起こしたデートカーブームをリアルタイムで体験し、記憶している世代である。そんな筆者が公道での走りを報告する。 -
NEW
第931回:幻ですカー 主要ブランド製なのにめったに見ないあのクルマ
2025.10.9マッキナ あらモーダ!確かにラインナップされているはずなのに、路上でほとんど見かけない! そんな不思議な「幻ですカー」を、イタリア在住の大矢アキオ氏が紹介。幻のクルマが誕生する背景を考察しつつ、人気車種にはない風情に思いをはせた。 -
日産リーフB7 X(FWD)/リーフB7 G(FWD)【試乗記】
2025.10.8試乗記量産電気自動車(BEV)のパイオニアである「日産リーフ」がついにフルモデルチェンジ。3代目となる新型は、従来モデルとはなにが違い、BEVとしてどうすごいのか? 「BEVにまつわるユーザーの懸念を徹底的に払拭した」という、新型リーフの実力に触れた。 -
走りも見た目も大きく進化した最新の「ルーテシア」を試す
2025.10.8走りも楽しむならルノーのフルハイブリッドE-TECH<AD>ルノーの人気ハッチバック「ルーテシア」の最新モデルが日本に上陸。もちろん内外装の大胆な変化にも注目だが、評判のハイブリッドパワートレインにも改良の手が入り、走りの質感と燃費の両面で進化を遂げているのだ。箱根の山道でも楽しめる。それがルノーのハイブリッドである。