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1/812月16日にパリで行われたFIA(国際自動車連盟)表彰式にて、ルマン9勝のトム・クリステンセン(写真右)からトロフィーを授与された、2021年のF1チャンピオン、マックス・フェルスタッペン(同左)。激動のシーズンをレッドブル・ホンダで戦ったフェルスタッペンにとっては初の戴冠。F1最終年のホンダとしては、1991年にマクラーレンをドライブしたアイルトン・セナ以来のチャンピオン輩出となる。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
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2/8ホンダF1第4期は、第2期の1988年に16戦15勝を記録するなど黄金期を築いたマクラーレンとともに始まった。準備期間があまりにも短く、ホンダのパワーユニットは信頼性の欠如やパフォーマンス不足に苦しんだ。2015年からの3年間で最上位5位(3回)、コンストラクターズランキングは6位(2016年)がベスト。(Photo=McLaren)
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3/82018年にレッドブルのジュニアチームだったトロロッソ(現アルファタウリ)とのパートナーシップ締結。マクラーレン時代の反省を生かし、チーム側との信頼関係を構築しながら、パワーユニットの信頼性や耐久性向上を確認。この年はランキングは9位に終わったものの、翌年のレッドブル・ホンダ誕生の足がかりとなる充実の一年を過ごした。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
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4/8強豪レッドブルにもパワーユニットを供給することになった2019年。シーズン序盤はメルセデスに8連勝を許すも、第9戦オーストリアGP、レッドブルの地元でマックス・フェルスタッペンがホンダ復帰後初優勝を飾った。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
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5/82019年の終盤戦、ブラジルGPでは、レッドブルのフェルスタッペン(写真左)優勝、トロロッソのピエール・ガスリー(同右)2位と、1991年の日本GP以来となる久々のホンダ1-2フィニッシュ。さらにトロロッソのダニール・クビアトも10位に入り3台が入賞を果たした。この日は、くしくも本田宗一郎の誕生日だった。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
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6/8ファイナルイヤーの2021年シーズンは、新骨格のパワーユニット「RA621H」を緊急投入。心配された信頼性は抜群に高かったうえに、ハイブリッド時代の“絶対王者”メルセデスのパワーユニットと肩を並べるパフォーマンスを発揮。22戦で11勝とメルセデスに勝ち越した。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
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7/8F1最終年に、ホンダのドライバー育成プログラム出身の角田裕毅がGPデビュー。7年ぶりの日本人フルタイムF1ドライバーは、アルファタウリ・ホンダで入賞7回、最終戦アブダビGPでは表彰台目前の4位でレースを終え、1年目をドライバーズランキング14位(32点)で終えた。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
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8/8第4期の17勝を追加し、1965年の初勝利から数えて通算89勝を記録。ホンダは鮮烈な輝きを放ち、F1を去ることとなった。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)

柄谷 悠人
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